カテゴリー「食料・農業・農村基本計画」の18件の記事

農業に参画する幅広い人材を育成・確保

食料の安定供給と食品産業の競争力の強化(食料・農業・農村基本計画) へ戻る

●農業に参画する幅広い人材を育成・確保

○新たな人材の育成と確保
 法人に雇用される形での就農
 就農ルートの多様化
 情報提供の拡充
 農業技術や経営管理に関する研究教育の充実
 毎年12000人程度の新規就農青年の確保を目指す

・法人に雇用される形での就農
 これは、必要不可欠で、現代の日本の経済の仕組みからすれば、
農業=自営業から、農業=会社員といった転換が必要になるでしょう。
 これは、農業の法人化を推進しなければいけないというところでしょう。
 とはいいつつも、いきなり農業の法人化することは、現在の日本の農業の体質からすると、非常に困難です。
 そこで、地域で小さな組合をつくり、そこから法人化することを優遇することで、農業の法人化ができるのではないかと思います。

・就農ルートの多様化
 現在の農業は、世襲という形が基本になっています。
 しかし、それでは、人材はあつまりませんし、なによりも就農の門が狭くなります。
 だれもが、就農できる入り口作りが必要となるでしょう。
 
・情報提供の拡充
 実際問題として、農業の生産者以外の人で、就農の情報は、殆どありません。
 計画では、その方法は調べられませんでしたが、創意工夫が必要となるかもしれません。
 国家は、方法としては、生産者の募集、農地の移譲、農業への人員派遣という形をとり、生産者の窓口を広げる必要があるかもしれません。

・農業技術や経営管理に関する研究教育の充実
 毎年12000人程度の新規就農青年の確保を目指す。
 とありますが、それを支える経済が農業にあるかが疑問です。
 つまり、人材を育成しても、人材を必要としない産業なら、人材が余ってしまい、新たな農業の衰退が予測されます。
 この点を視野に入れながら、人材を育成しなければ、農業はかえって、混乱し、衰退を招き、本末転倒になる可能性を帯びている事を忘れてはなりません。

○女性の参画促進
 農協の女性役員、女性農業委員などの参画も区報の設定を推進する。
 とあります。
 これは、とても重要な要素だと思います。
 ただし、農業の現場がそれを可能にするかがポイントになります。
 農業という現場は、まだ保守的であることがネックになりそうです。

 対策としては、農協の女性役員、女性農業委員などの参画目標の設定を推進は、効果があると思われます。
 他には、女性のみの組合や地域振興農業NPOをつくり、女性の意見を農業に反映できるような対策も考えられます。
★★★
 ここからは、ホームページ更新情報です。
http://homepage2.nifty.com/SON/index.htm
 呟き尾形の哲学講座、第82回、教父哲学 アウグスティヌス 信仰と知性を更新しました。
 次に、リンク集占い系リンク集に、占い師 藤森緑の部屋を追加しました。

★★★



呟き尾形の雑記帳
雑多なことが書いてあるblogです。

呟き尾形の本棚
本や名言の紹介をしています。

みんなで哲学を語ろう
お気楽、ご気楽、コンビニ哲学をコンセプトにしたMLです。

呟き尾形の占いの話
いろいろ占いについて調べて記事にしているblogです。

みなオク創作ノート
みんなで贈れる本を作ろうというプロジェクトのblogです。

(有)尾形園芸のサイト
花図鑑などがあります。


呟き尾形のメールマガジンのバンクナンバーblog

呟き尾形の発行しているメールマガジンのバックナンバーを掲載しているblogです。

呟き尾形の自転
私的資料的サイトです。


日刊メールマガジン 心に響く名言集

メールマガジンとblogが合体した名言の紹介をしているサイトです。

言葉生花
花言葉や花のエピソードをはじめ花を紹介しているサイトです。

Sun Of Night
WRPGのサイトです。

呟き尾形の今の政治に物申す 
政治についていろいろ呟いています。

呟き尾形の花紀行 
花の性質や育て方などについていろいろ書くblogです。


呟き尾形の哲学手記
哲学をキーワードに更新しているblogです

直売花紀行
花を生産している直売所のblogです


Σ( ̄□ ̄;) (?ロ?ノ)ノ (◎-◎)  (゜◇゜)~ガーン


| | コメント (0) | トラックバック (0)

食料の安定供給と食品産業の競争力の強化(食料・農業・農村基本計画)

地産地消の推進(食料・農業・農村基本計画)へ戻る

こんにちわ。呟き尾形です。

●食料の安定供給と食品産業の競争力の強化

 食料の安定供給は、生産だけでは無理です。
 ・食品の研究開発
 ・食品の流通
 ・食品のリサイクル
 ということが重要な課題になるといえるでしょう。

・食品に関する研究開発
 当たり前ですが、このためには、食品に関する研究開発の促進が必要だといえるでしょう。
 国内では、健康や食の安全へ関心が高まっています。
 その関心の高まりに対応した研究開発の促進が必要になるといえるでしょう。
 そこで、産業、学会、官僚の連携や競争的研究資金制度の活用などによって、下記ののような、食品に関する研究開発を推進するそうです。
 機能性食品の開発
 食品の鮮度保持
 食品の品質管理の工場
 食品の安全性の確保

 確かに、農業で生産された食品は、安全を管理して保管や加工や流通は必要だと思いますから必要なことだと思います。
 問題は、これをどのように推進するかというところなのでしょうね。
 どうすれば、産業、学会、官僚の連携ができ、かつ競争的研究資金制度をとれるのか?
 ということなのだとは思います。
 どうしましょ?

・食品流通の効率化
 国内農業のと食品産業の連携強化するそうです。
 連携強化の内容としては、情報技術の活用による流通の効率化などをいっそう進める観点をもち、食品の流通部門の構造改革を図るための基本方針を見直しをするとのことでした。
 見直しの内容は、調べきれていませんが、そもそもどうあるべきなのかが見えてきません。
 何のための効率化?
 これが、見えないと、意味と価値がなくなります。
 おそらくは、消費者に必要なものをすばやく届けられるということなのでしょうが、それなのに、なぜか、需要と供給の調査が入っていません。
 不要なものを届けても無駄です。
 
・食品リサイクルの推進
 日本の食品産業の事業活動に伴う環境への負荷は、意外に大きいものです。
食品の残飯、食品の包装の廃棄物などがそれにあたります。
 食品リサイクルにおいては、食品産業の事業活動に伴う環境への負荷の低減と、資源の有効利用を図るそうです。
 そこで、食品残飯の飼料化、堆肥化などを推進するそうです。
 個々の食品関連事業者による再生利用などの実施率を20%へ向上させることを目指すそうです。

農業に参画する幅広い人材を育成・確保


(*´ェ` )(´ェ`*)ネー  (゜◇゜)~ガーン 。(^¬^) ア、ヨダレガ
農林水産省の 新たな食料・農業・農村基本計画の策定経過

呟き尾形の今の政治に物申す
白い時計塔のある村の伝言板
ご意見がありましたらどうぞ。

白い時計塔のある村
呟き尾形のメインのサイトです。

呟き尾形の雑記帳
雑多なことが書いてあるblogです。

呟き尾形の本棚
本や名言の紹介をしています。

みんなで哲学を語ろう
お気楽、ご気楽、コンビニ哲学をコンセプトにしたMLです。

呟き尾形の占いの話
いろいろ占いについて調べて記事にしているblogです。

みなオク創作ノート
みんなで贈れる本を作ろうというプロジェクトのblogです。

(有)尾形園芸のサイト
花図鑑などがあります。


呟き尾形のメールマガジンのバンクナンバーblog

呟き尾形の発行しているメールマガジンのバックナンバーを掲載しているblogです。

呟き尾形の自転
私的資料的サイトです。


日刊メールマガジン 心に響く名言集

メールマガジンとblogが合体した名言の紹介をしているサイトです。

言葉生花
花言葉や花のエピソードをはじめ花を紹介しているサイトです。

Sun Of Night
WRPGのサイトです。

呟き尾形の今の政治に物申す 
政治についていろいろ呟いています。

呟き尾形の花紀行 
花の性質や育て方などについていろいろ書くblogです。

呟き尾形の哲学手記
哲学をキーワードに更新しているblogです


Σ( ̄□ ̄;) (?ロ?ノ)ノ (◎-◎)  (゜◇゜)~ガーン

| | コメント (0) | トラックバック (1)

地産地消の推進(食料・農業・農村基本計画)

わかりやすく、実践的な食育の推進(食料・農業・農村基本計画)へ戻る

こんにちわ。呟き尾形です。

●地産地消の推進
 地域における地産地消計画の策定促進
 地産地消とは、地元生産-地元消費の略語です。
 意味としては、その地域で生産したものは、その地域で消費するという造語です。

 地産地消は、消費者の食に対する安全・安心志向の高まりを背景に、消費者と生産者の相互理解を深める取組みとして期待されています。
 これは、消費者には生産者の顔が見え、話ができる関係を、地域農業者には、新たな需要を、地域経済には、活性化の機会を提供するということにもなります。
 各地域において、取り組むべき次項目や目標等を明らかにした実践的な計画の作成を促進するそうです。

 地産地消は、簡単にいえば、地域で自給自足をするというイメージになります。
 実際、現代の日本社会における悲劇は、生産者と消費者のパイプが無いために、生産者は消費者のニーズが聞けず、消費者は農作物の正しい知識がえられない。
 という点があります。
 逆をいえば、生産者と消費者のパイプさえ上手くつなぐことができれば、現在の日本の農業の問題点、日本の食糧の問題点はかなり大きく改善できるといえるでしょう。
 その一つの方法として、地産地消があげられます。
 消費者も地元で生産されいるとなれば、生産している現場を気軽に見ることもできますし、コミュニケーションもとりやすくなります。

 地産地消は、単に生産と消費の流れを作るだけではなく、日本が抱えている、農業に対する誤解と無関心という致命的な問題点を改善する一つの足がかりになることが期待できます。

 ただ、各農家は、できることなら、販売を他者に委託することなくできるだけ、直接消費者と接するようにしなければ、地産地消による問題改善は期待できません。

 できることなら、農作物販売ルートを農作物販売NPOや、地元市場という形で生産者が直接消費者に販売することが好ましいと思われます。

食料の安定供給と食品産業の競争力の強化(食料・農業・農村基本計画)へ進む


(*´ェ` )(´ェ`*)ネー  (゜◇゜)~ガーン 。(^¬^) ア、ヨダレガ
農林水産省の 新たな食料・農業・農村基本計画の策定経過

呟き尾形の今の政治に物申す
白い時計塔のある村の伝言板
ご意見がありましたらどうぞ。

白い時計塔のある村
呟き尾形のメインのサイトです。

呟き尾形の雑記帳
雑多なことが書いてあるblogです。

呟き尾形の本棚
本や名言の紹介をしています。

みんなで哲学を語ろう
お気楽、ご気楽、コンビニ哲学をコンセプトにしたMLです。

呟き尾形の占いの話
いろいろ占いについて調べて記事にしているblogです。

みなオク創作ノート
みんなで贈れる本を作ろうというプロジェクトのblogです。

(有)尾形園芸のサイト
花図鑑などがあります。


呟き尾形のメールマガジンのバンクナンバーblog

呟き尾形の発行しているメールマガジンのバックナンバーを掲載しているblogです。

呟き尾形の自転
私的資料的サイトです。


日刊メールマガジン 心に響く名言集

メールマガジンとblogが合体した名言の紹介をしているサイトです。

言葉生花
花言葉や花のエピソードをはじめ花を紹介しているサイトです。

Sun Of Night
WRPGのサイトです。

呟き尾形の今の政治に物申す 
政治についていろいろ呟いています。

呟き尾形の花紀行 
花の性質や育て方などについていろいろ書くblogです。


Σ( ̄□ ̄;) (?ロ?ノ)ノ (◎-◎)  (゜◇゜)~ガーン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

わかりやすく、実践的な食育の推進(食料・農業・農村基本計画)

食料・農業・農村基本計画の施策(食料・農業・農村基本計画)へ戻る

こんにちわ。呟き尾形です。

 わかりやすく、実践的な食育の推進

●様々な関係者と連携した国民運動の展開
 だそうで、何でも食について、国民を教育しようというもののようです。
 いわゆる食育です。
 内容としては、
 ・食について、自ら考えることができること。
 ・食について、判断できる能力を養うこと。
 これを行うために、主に連携をとる分野は、
 教育。
 医療。
 食品加工
 外食
 だそうです。

 上記の分野を中心に、食育を国民的な運動として推進する事を目的とするようです。

 たしかに、食育が浸透すれば、フードファディズムのようなことはなくなります。
 フードファシズムとは、主にマスメディアによって、 特定の食品や栄養素について、健康への有用性や有害性を過大に評価するような考え方のことです。
 具体的には、TVなどの放送によって、にがりダイエットが効果ありとなると、にがりの効果を過大に期待したり、健康に良いとされる食品ばかりを食べたり、特定食品の健康への善し悪しを単純に決めつけるような行為のことをいいます。

 本来、食について正しい知識をもっていれば、フードファディズムという現象そのものは起きません。

 さらに、消費者が正しい知識を持つことによって、より品質の高い食品が選ばれる事になるので、農業においても高い品質のものがより、高い価値を与えられるわけですから、生産者側のモチベーションの維持にもつながります。

 上記のような理由から、食育を推進する。
 というのは、大変いい事だと判断できます。

●フードガイドの策定と活用
 残念ながら、現在、国民一人一人は、食生活の問題点を把握しているとは言いがたい状態です。
 ですから、一つの目安として、フードガイドが有効だと考えられます。
 これは、
 ・健全な食生活に向けた具体的な行動に結びつけるような資料
 ・適正な食事の摂取量の資料
 という、フードガイドの策定が必要になります。

 もちろん、策定にとどまれば、無駄ですから、フードガイドが外食のメニュー、小売店などの売り場、食品の包装なでも活用させられるようなそんな活躍を期待されています。
 しかし、問題は期待しておわれば、活用したことにはなりません。
 むしろ無駄です。
 フードガイドをどのように広めるのか、具体的な施策が求められるのですが、資料にないところが不安です。 

地産地消の推進(食料・農業・農村基本計画)へ進む


(*´ェ` )(´ェ`*)ネー  (゜◇゜)~ガーン 。(^¬^) ア、ヨダレガ


呟き尾形の今の政治に物申す
白い時計塔のある村の伝言板
ご意見がありましたらどうぞ。

白い時計塔のある村
呟き尾形のメインのサイトです。

呟き尾形の雑記帳
雑多なことが書いてあるblogです。

呟き尾形の本棚
本や名言の紹介をしています。

みんなで哲学を語ろう
お気楽、ご気楽、コンビニ哲学をコンセプトにしたMLです。

呟き尾形の占いの話
いろいろ占いについて調べて記事にしているblogです。

みなオク創作ノート
みんなで贈れる本を作ろうというプロジェクトのblogです。

(有)尾形園芸のサイト
花図鑑などがあります。


呟き尾形のメールマガジンのバンクナンバーblog

呟き尾形の発行しているメールマガジンのバックナンバーを掲載しているblogです。

呟き尾形の自転
私的資料的サイトです。


日刊メールマガジン 心に響く名言集

メールマガジンとblogが合体した名言の紹介をしているサイトです。

言葉生花
花言葉や花のエピソードをはじめ花を紹介しているサイトです。

Sun Of Night
WRPGのサイトです。

呟き尾形の今の政治に物申す 
政治についていろいろ呟いています。

呟き尾形の花紀行 
花の性質や育て方などについていろいろ書くblogです。


Σ( ̄□ ̄;) (?ロ?ノ)ノ (◎-◎)  (゜◇゜)~ガーン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

食料・農業・農村基本計画の施策(食料・農業・農村基本計画)

関係者の役割と工程管理(食料・農業・農村基本計画)へ戻る

こんにちわ。呟き尾形です。

 食料、農業および農村に関し、総合的かつ計画的に講ずべき施策についてです。

 とりあえず、実施時期、手法などの施策具体化の工程や達成目標等を明らかにするそうですが、これは、計画ならば当たり前のことです。
 計画とは、事を行うにあたり、その方法や手順などをあらかじめ考えることだからですから、実施時期、手法などの施策具体化の工程や達成目標等明らかにしなくては計画とはいえないでしょう。

 政策評価を積極的に活用しながら、下記の施策を推進するそうですが、この政策評価は、現場の人間の意見を取り入れるべきでしょうね。

 食料の安定供給の確保に関する施策。

 施策の目的は、食の安全と消費者の信頼の確保と国民の健康です。
 具体的には、「消費者への情報提供」という施策になるそうです。
 たしかに、食料において、情報は必要不可欠です。

 ・食品の安全性の確保
 ・原産地表示の推進
 ・トレーサビリティー・システム(生産流通情報は悪システム)の導入推進

・食品の安全性の確保
 農業生産において、病原微生物の食品安全危害を最小にすることを目的とするそうです。
 この目的は正しいとは思います。
 が、その施策が、「適正農業規範(GAP)の策定普及のためのマニュアルを整備し、農業者などによる自主的な導入と実践を促進する」ということで、本当に目的が達成できるかは疑問です。
 特に、自主的な導入において、タダでさえ経済的に苦しい農業者は、導入は難しいものです。
 なにより、施策において、「マニュアル作成」という指導だけであとは自主的な導入と実践を促進するというのでは、施策でもなんでもありません。
 むしろ、どのようにすれば、導入と実践を促す仕組みを作れるのかというのが施策です。
 とりあえず、農場から消費者の食卓までの安全性を確保するということは、間違いではないとは思います。
 むしろ、行政として行うべきは、施策に従った農家や業者においては、税金の支払いを安くし、その経費の一部を政府が負担するといった施策が必要なのではないでしょうか?

・原産地表示の推進
 生鮮食品に誓い加工食品のすべてについて、原則として、表示を義務付けるそうです。
 そして、外食における表示のためのガイドラインを整備し、外食におけるトレーサビリティーの活用を促進するとなっています。
 予測される問題は、原産地偽装というところでしょう。
 トレーサビリティーがその対策になるといえるかもしれませんが、農作物にコストをかけて高くするという施策は非現実的です。
 現実的な対策は、トレーサビリティーをもっと簡易化し、生産者、仲介業者、加工業者の連絡先を明記する。
 これで十分管理できるのではないでしょうか?

 ということで、

 ・トレーサビリティー・システム(生産流通情報把握システム)の導入推進
 加工食品の原料原産地表示の義務付け品目の拡大をするそうです。
 さらに、牛の固体識別情報を、追跡・確認できる、牛肉のトレーサビリティー制度を適切に運用することにするそうです。
 また、牛肉以外の食品においても、農業者、食品産業事業者などによる自主的な導入を推進し、生鮮食品、および加工度の低い加工食品を対象として、5割の品目への導入を目指すそうですが、かかるコストが行政が持たないのでは、施策でもなんでもありません。
 規則で生産者に負担をかけるということは、食品の価格に影響を与え、結果的に、消費者へ負担をかけるということにつながります。
 つまり、かかるコストに対して、コストに見合うメリットは得られないように推測します。

わかりやすく、実践的な食育の推進(食料・農業・農村基本計画)へ進む


(*´ェ` )(´ェ`*)ネー  (゜◇゜)~ガーン 。(^¬^) ア、ヨダレガ
農林水産省の 新たな食料・農業・農村基本計画の策定経過

呟き尾形の今の政治に物申す
白い時計塔のある村の伝言板
ご意見がありましたらどうぞ。

白い時計塔のある村
呟き尾形のメインのサイトです。

呟き尾形の雑記帳
雑多なことが書いてあるblogです。

呟き尾形の本棚
本や名言の紹介をしています。

みんなで哲学を語ろう
お気楽、ご気楽、コンビニ哲学をコンセプトにしたMLです。

呟き尾形の占いの話
いろいろ占いについて調べて記事にしているblogです。

みなオク創作ノート
みんなで贈れる本を作ろうというプロジェクトのblogです。

(有)尾形園芸のサイト
花図鑑などがあります。


呟き尾形のメールマガジンのバンクナンバーblog

呟き尾形の発行しているメールマガジンのバックナンバーを掲載しているblogです。

呟き尾形の自転
私的資料的サイトです。


日刊メールマガジン 心に響く名言集

メールマガジンとblogが合体した名言の紹介をしているサイトです。

言葉生花
花言葉や花のエピソードをはじめ花を紹介しているサイトです。

Sun Of Night
WRPGのサイトです。

Σ( ̄□ ̄;) (?ロ?ノ)ノ (◎-◎)  (゜◇゜)~ガーン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

関係者の役割と工程管理(食料・農業・農村基本計画)


自給率向上にむけての重点項目な取り組み(食料・農業・農村基本計画)へ戻る

こんにちわ。呟き尾形です。

 関係者の役割と工程管理

 自給率向上のためには、国だけではなく、地方公共団体、農業者、農業団体、食品産業、消費者、消費者団体が、適切な役割分担のもとに、主体的に取り組む必要性があります。

 また、的確な工程管理が重要であり、国やこれらの関係者で構成される協議会を設立するとともに、毎年行動計画を策定し、関係者一体となった計画的な取り組みを推進する

 さて、どのような分野であろうとも、人間の思考と行動のサイクルには「行動を考える(Plan)」→「行動する(Do)」→「結果から学習する(Check)」→「行動を考える(Plan)」→「行動する(Do)」→「結果から学習する(Check)」・・・
 というサイクルがあります。

 計画して、計画にそって行動して、その結果を反省するというもので、上記の対策は、プロであれば、対策以前の常識的な
ことです。
 ともあれ、それを仕組みとして明確かしないと、それすらできないことがあるので、その意味では必要なのかもしれません。
 なぜなら、「計画した」→「計画で満足して行動してない」→「反省しない」→「計画みなおし」
 ということは、仕事の出来ない人ほど十分ありうることだからです。

食料・農業・農村基本計画の施策(食料・農業・農村基本計画)へ進む


(*´ェ` )(´ェ`*)ネー  (゜◇゜)~ガーン 。(^¬^) ア、ヨダレガ
農林水産省の 新たな食料・農業・農村基本計画の策定経過

呟き尾形の今の政治に物申す

白い時計塔のある村

呟き尾形の雑記帳

呟き尾形の本棚

みんなで哲学を語ろう

呟き尾形の占いの話

みなオク創作ノート

(有)尾形園芸のサイト

呟き尾形の自転

ご意見がありましたら、こちらの掲示板もあります


クラ(((((◎。◎ゞ)))))クラ)(?_?)(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

| | コメント (0) | トラックバック (0)

自給率向上にむけての重点項目な取り組み(食料・農業・農村基本計画)

新たな食料自給率の目標(食料・農業・農村基本計画)へ戻る

自給率向上にむけての重点項目な取り組み(食料・農業・農村基本計画)

こんにちわ。呟き尾形です。

 自給率向上にむけての重点項目に取り組むべき事項というものがあるそうです。
 前回の、食料・農業・農村基本計画において、事実上失敗したことをうけて、反省をし、その要因を洗い出したそうです。
 その要因の検証を踏まえて、目標の達成にむけ、消費・生産の両面において、重点的な取り組みを展開するそうです。

 消費面
 1:わかりやすく実践的な「食育」や「地産地消」の全国展開
 2:米をはじめとした国産農産物の消費拡大の促進
 3:国産農産物に対する消費者の信頼の確保

 生産面
 1:経営感覚に優れた担い手による需要に則した生産の促進
 2:食品産業と農業の連携の強化
 3:担い手への農地の利用集積、耕畜連携による資料作物の生産等を通じた効率的な農地利用の促進

 といったものでした。

 消費面の
 1:わかりやすく実践的な「食育」や「地産地消」の全国展開
 というのは、現在、行政において「食育」に力は推し進められているようですが、そもそも「地産地消」という造語すらまともに理解されていないし、マスメディアにも取り上げられない状況ではないでしょうか?
 つまり、行政の空回りです。
 とりあえず、調べてみると、「地産地消」とは、「地元生産-地元消費」を略した造語だそうです。
 とりあえず、意味は、「地元で生産されたものを地元で消費する」とのこと。
 特に農林水産業の分野で使われているそうですが、正直あまり耳にしません。
 「地産地消」は、消費者の食に対する安全・安心志向の高まりを背景に、消費者と生産者の相互理解を深める取組みとして期待されているそうですが、スローガンばかりでは、前回同様、失敗するのは目に見えています。
 結局、やり方次第。現場にやり方はまるなげ。
 というのが現状のようです。
 現場にまるなげというのは、施策とはいいません。

 また、
 2:米をはじめとした国産農産物の消費拡大の促進
 ですが、実は、「地産地消」が成功すれば、自然と達成できる項目です。
 項目を分ける必要があるのか、ということ自体が非常に疑問ですし、分割して対応した時点で失敗は目に見えています。
 つまり、「地産地消」と国産農産物の消費拡大の促進は、ほぼまったく同じ目的だといえるでしょう。それを別々にしてしまうないし、本当は異なる目的(たとえば、国内需要の問題と、輸入品と国産品の貿易の問題)となれば、また違った話になるのですが、私には同じ目的にしか感じられません。

 次に、
 3:国産農産物に対する消費者の信頼の確保
 ですが、これは、いわゆる産地偽装によって信頼がゆがめられました。
 これをトレーサビリティーの強化によって施策としているようですね。
 つまり、生産流通の履歴を管理し追跡できる仕組みです。
 が、単純に、行政がサポートすることなく、義務だけを押し付けるのは、無責任なまるなげたらいまわしにすぎず、そんなものは、給料をもらって仕事をするほどのことではありません。

 つまり、施策と証した、偽装施策によって責任を現場にまるなげすると言うとんでもないことを重点項目に仕立てているようです。
 まるなげするなら、人はいらないんですけどね。

 生産面については、
 1:経営感覚に優れた担い手による需要に則した生産の促進
 とありました。
 農業経営というものは、これまでの農政において、減反政策をはじめとした、大失敗をてからの話です。
 それをどう責任を取ろうとしているのか見物です。

 次に、
 2:食品産業と農業の連携の強化
 これは確かに重要な項目だと思います。
 本来なら、食品産業と農業の交流コミュニティーの作成を運営推進を行政が行い、
 是非、勧めて欲しいのですが、いったいどんな行政手段を使うのかは、分かっていません。
 スローガンだけにならないことを祈るばかりです。

 3:担い手への農地の利用集積、耕畜連携による資料作物の生産等を通じた効率的な農地利用の促進
 非常に、矛盾した施策といわざるを得ません。
 これを実現させるためには、言葉通り考えれば、農地を集積させるということは、担い手を少なくしつつ、農業を発展させるということだからです。
 担い手の少ない状態で発展する産業などありえません。
 となれば、農業を活性化させるのであれば、何らかの形で労働力を集める魅力ある産業にしなければいけないわけです。
 まさに、矛盾した重点項目だといわざるを得ないし、重点項目そのものが矛盾していれば、失敗するのは目に見えています。

 関係者の役割と工程管理(食料・農業・農村基本計画)へ戻る


(*´ェ` )(´ェ`*)ネー  (゜◇゜)~ガーン 。(^¬^) ア、ヨダレガ
農林水産省の 新たな食料・農業・農村基本計画の策定経過

呟き尾形の今の政治に物申す

白い時計塔のある村

呟き尾形の雑記帳

呟き尾形の本棚

みんなで哲学を語ろう

呟き尾形の占いの話

みなオク創作ノート

(有)尾形園芸のサイト

呟き尾形の自転

ご意見がありましたら、こちらの掲示板もあります

日刊メールマガジン 心に響く名言集

クラ(((((◎。◎ゞ)))))クラ)(?_?)(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

| | コメント (0) | トラックバック (2)

新たな食料自給率の目標(食料・農業・農村基本計画)

食料自給率の現状(食料・農業・農村基本計画)へ戻る


 新たな食料自給率の目標(食料・農業・農村基本計画)

 平成12年度の食料の自給率で、目標が達成できそうもないこと。
 現場と事実に即していない計画を立てていたことは明確となりました。

 となれば、計画に見直しを要れ、新たな食料自給率の目標をたてるというのは、至極当たり前のことです。
 実際、食料・農業・農村基本計画はみなおされたわけです。

 そこで、多様化している消費者のニーズに応えた生産を促進することで、食料の自給率の向上を図るということがあげられています。
 ただ、どのように、消費者のニーズを把握するのか?
 という大きな課題が特に明記されていないのが気にかかります。

 さて、実際の自給率の目標ですが、カロリーベースの総合食料自給率は、平成15年度現在では、40%から平成27年度には45%にする。
 生産額ベースの総合食料自給率は、平成15年度現在では、70%のところを76%にする。
 主食用穀物自給率は、平成15年度現在では、60%から63%に。
 飼料用を含む穀物全体の自給率、平成15年度現在では、27%から30%に。
 飼料自給率24%から35%に数値目標を掲げているようです。

 この数値目標を達成するために、重点的に取り組むべき事項を明確化することを施策として取り入れているようです。
 その施策が、
 ・食育の推進
 ・消費者のニーズに応えた生産の促進
 ・食品産業と農業の連携
 などがあげられています。

・食育の推進について
 食育とは、
 ・安全で安心した食品を確保。
 ・国民の健康と豊かな人間形成。
 ・食に対する感謝の念。
 ・教育関係者等の役割。
 ・食に関する体験活動と食育推進活動の実践。
 ・伝統的な食文化
 ・地域産業の活性化
 ・食料自給率の向上への貢献
 というものが含まれているようで、食育基本法は、上記の項目を計画的に推進し、健康で豊かで活力ある、国民生活を実現させようというお話のようです。
 正直、食育が自給率にどのようにつながるのか?
 という根拠というか、内容を知りたいです。
 それが計画というものではないでしょうか?

・消費者のニーズに応えた生産の促進について
 問題点は、平成12年に設定した、前食料・農業・農村基本計画の失敗の原因の反省である、消費者のニーズがわかっていなかったという点について、語られていないのが気になります。
 原因はわかって、対策をせず。
 というのでは、あまりにも情けない話です。

・食品産業と農業の連携について
 これは、期待できる施策だと思います。
 が、これをどのように推進するのか? これがこれからの重要なポイントだとおもわれます。

 ちなみに、将来的な展望としての施策として、新たな国産農作物の需要先の開拓というものもあります。

 それは、日本の農作物の輸出拡大と農業の技術の進歩への期待です。
 たしかに的を得ているとおもいます。

 ただ、自給率を挙げる要素として、輸入品はCO2を排出するが、国内の農作物はそれに比べて少ない。
 などとのたまわっていたような気がします。
 これは矛盾じゃないかとおもいつつ、そういった歪については、お役人様にお任せすることにします。

自給率向上にむけての重点項目な取り組み(食料・農業・農村基本計画)へ進む


(*´ェ` )(´ェ`*)ネー  (゜◇゜)~ガーン 。(^¬^) ア、ヨダレガ
農林水産省の 新たな食料・農業・農村基本計画の策定経過

呟き尾形の今の政治に物申す

白い時計塔のある村

呟き尾形の雑記帳

呟き尾形の本棚

みんなで哲学を語ろう

呟き尾形の占いの話

みなオク創作ノート

(有)尾形園芸のサイト

呟き尾形の自転

ご意見がありましたら、こちらの掲示板もあります


クラ(((((◎。◎ゞ)))))クラ)(?_?)(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

| | コメント (0) | トラックバック (2)

食料自給率の現状(食料・農業・農村基本計画)

農業改革の基本的視点(食料・農業・農村基本計画)

食料自給率の現状(食料・農業・農村基本計画)

こんにちわ。呟き尾形です。

 平成12年に設定した、前食料・農業・農村基本計画では、10年後の平成22年には、カロリーベースの総合食料自給率の目標を45%と設定していたそうです。
 カロリーベースの総合食料自給率とは、「カロリー(熱量)」を基準にして、国民に供給されている食料の全熱量合計のうち、国産で賄われた熱量の割合を示したものです。
 ここで、留保すべきは、カロリーベースの総合食料自給率は、野菜や果実において、同じ重量だとしても、米やいもなどと比較すると、カロリーが低いということがあります。
 このため、野菜や果実については、需給動向が反映されにいということがいえます。
 すると、野菜や果実の生産に費やした労働などについて、この数値から読み取れないということがいえます。

 おそらく、これは、日本の農業と農政が米の生産を中心として考えた捉え方からくるのであろうということが推測されます。

 それを念頭に読んでいただきたいのですが、11年度から15年までの間の、カロリーベースの総合食料自給率は、の動向としては、40%の横ばいで推移しているそうです。

 食料・農業・農村基本計画の資料によると、消費面と生産面において、充分な成果がえられていない要因がいくつか挙げられています。

 消費面の1
 食生活指針についての取り組みにおいて、現実の食生活の見直しに結びつかない的外れな指針だった。

 消費面の2
 現実の国民の食生活をきちんと把握せず現場を知らないで対策を立てていた

 消費面の3
 食の安全に関心が高まっているのが、国産農産物への関心は高まる事につながっていない。

 生産面の1
 消費者のニーズが把握できず、対応が不十分である。

 生産面の2
 担い手不足による、不作付地、耕作放棄地が増加した。

 というとどのつまりは、日本の農政の失敗が大きな要因である。といわざるを得ないわけです。
 特に消費面においては、事実を踏まえない形式のみの計画でしかなかったということが根本的な要因です。
 歯に衣を着せずに意見をのべるなら、そもそも根本的に問題すら理解していない、体裁ばかりきにかけたやっつけ仕事に過ぎない、論外が対策だったということです。
 生産面については、一見生産者に問題があるからこその要因のようにもおもえまず。

 が、そもそも、政策において現場をしらないというのは、消費面だけではなかったはずですし、生産者側の意欲を促進させるのがそもそもの政策のあるべき姿です。
 しかし、日本の農政の本丸であったとも言える減反政策は、生産者の意欲をなくす政策だったということです。
 減反政策とは、1971 年度(昭和 46)から本格的に始まった国による減反政策は水田面積の 4 割にも達したが,2003 年(平成 15)食糧法改正で 08 年度までに廃止,それ以後は生産者の自主調整とされるという、大失政です。
 なぜなら、減反政策によって米の販売量は押さえ込まれ、米の価格は高くなります。
 当然、その結果、消費者の負担になります。
 その一方、生産者には10aにつき、約7万円という減反政策の補助金が出ています。

 これで、生産者のやる気を促せるかどうか?
 消費者にどんな利益をもたらしているのかどうか?
 国産の消費につながるのかどうか?
 これらの、問いに減反政策を推進する側は、お茶を濁す回答しかできないでしょう。

 そもそも、政策とは国のためというよりも、国民のためになって初めて成功であるといえます。
 となれば、生産者のためになるとは考えられない政策、消費者のためになるとは考えられない政策は、国民のためになっているとは判断しえません。
 となれば、失政であるといえるわです。

 減反政策とは、とどのつまり、生産者の仕事に口出しをするだけしておいて、失敗したとわかれば、現場に責任を擦り付けるかのごとく、政策を投げ出すわけです。

 そもそも、その減反政策によって、カロリーの高い米の生産がおさえられたことと、それによって、転作がなされたりしたということも、横ばいの大きな原因のようにも思えてなりません。
 つまり、カロリーベースで自給率を上げようとして、自らの政策で横ばいにする要因を作っているという足並みそろわぬ、矛盾した政策こそが、日本の農政であるともいえるわけです。

 ちなみに、経済的価値を評価する観点から、生産額ベースの食料自給率というものがありますが、これは、平成15年度時点で70%です。
 他にも重量ベースの穀物自給率というものもあり、これは、米、麦類の主食用のものは、60%ですが、飼料用の穀物を含めると、なんと27%という自給率を示しています。

 結局、政策というのは、机上の空論に基づいているといわざるを得ないのですね。
 やっぱり、農政にかかわる公務員は3年間ぐらいは、農業の現場を研修すべきだとおもいます。
 その方が農業の活性化につながる事うけあいです。

新たな食料自給率の目標(食料・農業・農村基本計画)へ進む


(*´ェ` )(´ェ`*)ネー  (゜◇゜)~ガーン 。(^¬^) ア、ヨダレガ
農林水産賞の 新たな食料・農業・農村基本計画の策定経過

呟き尾形の今の政治に物申す

白い時計塔のある村

呟き尾形の雑記帳

呟き尾形の本棚

みんなで哲学を語ろう

呟き尾形の占いの話

みなオク創作ノート

(有)尾形園芸のサイト

呟き尾形の自転

ご意見がありましたら、こちらの掲示板もあります


クラ(((((◎。◎ゞ)))))クラ)(?_?)(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

| | コメント (0) | トラックバック (0)

農業改革の基本的視点(食料・農業・農村基本計画)

農業をめぐる情勢の変化と改革の必要性(食料・農業・農村基本計画)

農業改革の基本的視点(食料・農業・農村基本計画)

こんにちわ。呟き尾形です。

 
 食料・農業・農村基本計画をとおした、改革にあたっての基本的視点というものがあるそうです。

 以下の視点を踏まえ、既存施策の見直しや新たな施策を構築する。
 ●効果的・効率的でわかりやすい政策体系の構築
 ●消費者の視点への施策反映
 ●農業者や地域の主体性と創意工夫の発揮の促進
 ●環境保全を重視した施策の展開
 ●農業・農村における新たな動きを踏まえた「攻めの農政」の展開

 というものです。

 ●効果的・効率的でわかりやすい政策体系の構築
 これについては、
 ・目的を明確化した施策を、適切な対象に集中的に実施する。
 ・国民にわかりやすい政策体系化を構築する。
 ・産業政策と地域振興政策について関係を整理する。
 というポイントが設けられています。
 なるほど、視点としては正しい・・・というより、単純に、確認するまでも無い当たり前の事だともいます。
 つまり、基本的視点以前のポイントになります。
 そもそも、
・目的を明確化した施策を、適切な対象に集中的に実施する。
 というのをあげるということは、これまでの施策は目的が明確化されていなかったのだろうか?
 ということがありますが、一般的に施策は目的は明確なはずです。
 となれば、本当は、施策の結果、すなわち、目標となる効果を明確化すべきなのではないでしょうか?
・国民にわかりやすい政策体系化を構築する。
 とありますが、政策を国民に伝えるということは、そもそも、民主主義国家において、当然の責務ではないでしょうか?
・産業政策と地域振興政策について関係を整理する。
 これも、あまりにも当たり前。というより、既に出来上がっているはずなのです。
 それがこのようにポイントとしてでてくるということは、そのような関係が成立していなかった。
 ということになります。
 となれば、施策を立てる人は、1年ぐらい現場で農業ぐらいしてみろ!
 と、言いたくなります。

●消費者の視点への施策反映
 おそらく、これまでの農政で、もっとも無視されたところで、早急になんとかしなければならない点であるように思えます。
 特に、
 ・消費者の信頼と指示される食料供給の実現。
 ・消費者の立場にたった施策の展開
 というのは、重要です。
 とても適切なポイントですが、これを”どのように”行うかで、大きく効果に差が出てくるように思います。
 それこそ、施策を立てる人は、消費というものをフィールドワークで、的確に現実を把握しないと、農政は失政になるでしょう。
 日本の政策の根本的な間違いは、現場を知らない。という一点に尽きます。

●農業者や地域の主体性と創意工夫の発揮の促進
 このポイントは、大変重要だと考えます。
 農政において、いかに、農業を活性化させるということが、まさに目的であるというでしょう。
 あ~だ、こ~だと現場も知らずに口出しだけするような無能を露呈は避けるべきです。
 つまり、
 ・民間と官僚の役割分担の明確化。
 ・地方と国の役割分担の明確化。

 というのは、はっきり言って、失敗が目に見えています。
 この役割分担を明確化するということのデメリットをしらなすぎます。
 役割分担を明確化すると、必ず、現実に解決すべき事柄なのに、だれも担当ではない。という恐ろしい問題が生じます。
 むしろ、民間にできないこと、しないことを官僚が補う。
 という姿勢ないし体制をとらなければ、農業の停滞は火を見るよりもあきらかです。
 食料・農業・農村基本計画は、農業の発展と活性化が目的のはずです。
 その計画そのものが、停滞を招く内容では、本末転倒というものです。

 で、
 ・農業の現場の自立を促す施策。
 というのは、減反という、現場の自立を妨げる失政をしておいて、ギリギリまで大規模な減反をさせておくという、ことをしておいて、何を寝ぼけている。
 と感じますが、確かに、現場の自立は必要だと思います。
 ということで、現場の自立を促すためにはどんな施策になるのか、興味津々です。

 ・農業者や地域の主体性のある取り組みを重点的に支援する。
 私は、この支援がどのようなものになるのかで、大きく結果は変わると考えています。
 個人的には、株式のように、農業株式という市場が発生させれば、主体性ある取り組みが自然と促されるように思います。


●環境保全を重視した施策の展開
 さてさて、正直、これがどういった施策になるのかは、正直想像がつきません。
 とりあえず、
 ・環境保全を前提とした経済の発展。
 ・農業が環境保全に貢献する、自然循環機能を発揮させる。
 とありますが、現代の農業が、そうしたものを失っているのではないのか?
 という疑問があるからです。

●農業・農村における新たな動きを踏まえた「攻めの農政」の展開
 これは、非常に難しい問題になるであろうと考えます。
 ・農業の現場にある知恵や個性を活かした取り組みの支援や施策
 とありますが、現場をしらない人が、農業の現場の知恵や個性を知りえるのだろうか?
 という疑問があるのです。
 すると、知りえない知恵や個性などに支援などできるはずもなく、当然施策は形骸化せざるを得なくなると推測します。
 さらに、すでにある知恵や個性は、現場にとっては当たり前のことであって、それをアピールするほどのことかどうかなどわかるわけもありません。
 もう、基本的視点の時点で、ダメダメのように感じてなりません。
 ダメダメゆえに、悲観的な内容になりました。

 ちなみに、日本は農業においても最先端の技術があります。
 ともなれば、FAO(国連食糧農業機関)も視野にいれるべきはないでしょうか?
 特に、攻めの農政と銘打って、日本の農作物の輸出という「攻め方」を提案しています。
 つまり、輸出という、国際的な視野を入れておきながら、所詮、国際的な日本食ブームという目先の利益しか目に入らないというのは、おかしな話です。
 農業を改革するうえで、保守的な日本の農業の実体を改革するにあたって、農業は国内だけのもであるという固定観念を打破するためには、FAOと連携をとるなどの考え方も必要になるのではないでしょうか?
 そうした意味で、FAOに触れないというのは、なんとも利己的な計画ではないかとも感じるわけです。
 もっとも、FAOは視野に入れているけれども、それは官僚の仕事で、現場は関係ないなんていうのでしょうかね?

 くわばらくわばら。

 やっぱり、農政にかかわる公務員は3年間ぐらいは、農業の現場を研修すべきだとおもいます。

食料自給率の現状(食料・農業・農村基本計画)



(*´ェ` )(´ェ`*)ネー  (゜◇゜)~ガーン 。(^¬^) ア、ヨダレガ
農林水産賞の 新たな食料・農業・農村基本計画の策定経過

呟き尾形の今の政治に物申す

白い時計塔のある村

呟き尾形の雑記帳

呟き尾形の本棚

みんなで哲学を語ろう

呟き尾形の占いの話

みなオク創作ノート

(有)尾形園芸のサイト

呟き尾形の自転

ご意見がありましたら、こちらの掲示板もあります


クラ(((((◎。◎ゞ)))))クラ)(?_?)(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

| | コメント (0) | トラックバック (0)