犯罪心理学 ― あいまいなものを明確にする学問
こんにちは。呟き尾形です。
犯罪心理学 ― あいまいなものを明確にする学問
犯罪心理学は、「なぜ人は犯罪を犯すのか？」という問いに対して、あいまいなものを明確にしたいという人間の意識から生まれました。
つまり、単なる犯罪の記録や刑罰の制度を研究するのではなく、「その行動の裏にある心のメカニズム」を探る学問です。
犯罪と規範の関係
犯罪を考えるとき、切り離せないのが「規範（ルール）」との関係です。
同じ行為でも、時代や社会によって「犯罪」とされるかどうかは異なります。
たとえば、かつては「決闘」や「仇討ち」が名誉ある行為とされた時代もありました。
つまり、犯罪とは「社会のルールを破る行為」であり、そのルール自体が変化することもあるのです。
人はなぜ犯罪の原因を知りたがるのか
異常な犯罪が起こると、人々は強い不安と不可解さを感じます。
その不安から逃れるために、「犯人は異常だった」「家庭環境が悪かった」など、単純で極端な答えを求める傾向があります。
しかし、犯罪心理学はそのような単純化を避け、複雑な背景や心理の積み重ねを丁寧に探ることを目的としています。
トリビア：犯罪心理学のはじまり
世界で初めて「犯罪心理学」という言葉が登場したのは19世紀末。
イタリアの犯罪学者チェーザレ・ロンブローゾが、「犯罪者には生まれつきの特徴がある」と主張したことから、犯罪と人間心理の関係に注目が集まりました。
現在では、遺伝・環境・社会・心理の多面的な要因が犯罪を生むと考えられています。
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● 10月12日は「大陸発見記念日（Columbus Day）」です。
🌎 大陸発見記念日（Columbus Day）
― 世界を変えた「勘違い」から始まった物語 ―
10月12日は「大陸発見記念日（Columbus Day）」です。
この日は、1492年（スペイン王国時代）10月12日、探検家**クリストファー・コロンブス（Cristóbal Colón）**がアメリカ大陸に到達した日として知られています。
🚢 サンタマリア号と「聖救世主の島」
コロンブスは、スペイン王の支援を受けて、西回り航路でインドやジパング（日本）を目指す航海に出ました。
彼が乗っていた船は有名なサンタマリア号。そのほかにピンタ号とニーニャ号の3隻が航海に同行していました。
そして航海の果てに到達したのが、現在のバハマ諸島の一つとされる島。
彼はその島を**「サン・サルバドル（San Salvador／聖救世主の島）」**と名づけました。
しかし、コロンブス本人はその地をインドだと信じ続けたまま亡くなったと伝えられています。
🗺️ 「アメリカ」という名前の由来
コロンブスの死後、1507年、ドイツの地理学者マルティン・ヴァルトゼーミュラーが作成した世界地図において、南アメリカ大陸には「アメリゴ・ヴェスプッチ（Amerigo Vespucci）」の名前が記されました。
その結果、「新大陸」は「アメリカ（America）」と呼ばれるようになったのです。
もしこのときヴェスプッチではなくコロンブスの名が採用されていたら、今日の世界地図には「コロンビア大陸」が描かれていたかもしれません。
🇺🇸 アメリカ各州での「コロンブス・デー」
現在、アメリカではネバダ州とハワイ州を除くほとんどの州で祝日として定められています。
ただし、州や市によっては同じ10月第2月曜を「先住民の日（Indigenous Peoples’ Day）」や「発見者の日」として祝う地域もあります。
これは、近年「ヨーロッパ人の発見＝先住民の支配の始まり」という歴史的視点から、再評価の動きが広がっているためです。
🌍 各国での呼び名と祝日
スペインでは「イスパニーダの日（Día de la Hispanidad）」として祝われ、スペイン語文化圏の誇りを象徴する日とされています。
メキシコやアルゼンチンなど南米諸国では、「ディア・デ・ラ・ラサ（Día de la Raza）＝民族の日」と呼ばれ、ラテン系文化の多様性を祝う日となっています。
ブラジルだけは例外で、独自の建国記念日を重視するため、この日は祝日になっていません。
💡 トリビア：コロンブスにまつわる豆知識
コロンブスは当初、地球が「洋梨のような形」をしていると考えていたそうです。
彼の遺骨は**3か所（スペイン、キューバ、ドミニカ共和国）**にあるとされ、いまだに“どれが本物か”は議論中です。
コロンブスが使った航海日誌には「嵐の日は距離を少なく、順風の日は多く」書いており、王への報告で旅の困難さを巧みにコントロールしていたといわれています。
✨ まとめ
コロンブスの航海は、「ジパングを目指した勘違い」から始まりました。
しかし、その航海が人類史に新たな章を刻み、世界の地図を塗り替えたことは間違いありません。
今日の「コロンブス・デー」は、探究心と冒険精神の象徴であると同時に、歴史をどう伝え、どう受け継ぐかを考える日でもあります。
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★★★ コロンブス１
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ぶはぶは呟きねこミンクス０１ ミスなのかミスじゃないのかどっちなんだーい
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名言を通して、問い、自分自身見直す。それが私にとっての哲学の訓練としています。
もちろん、偉人の言葉だから名言なのか、名言を言うから偉人なのかは無関係です。
ですが、私のような凡人が名言を言ってもそれは、名言であることはかわりません。
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