はじめに彼等は無視し、: 呟き尾形の雑記帳

はじめに彼等は無視し、

こんにちは。呟き尾形です。

はじめに彼等は無視し、次に笑い
そして挑みかかるだろう
そうしてわれわれは勝つのだ
　─　マハトマ・ガンディー　─　

　世の中に変化を起こしたいと思う行動は、最初、他者は無視するものです。

　継続していると、変化を起こす試みを馬鹿にしたり、笑いものにしたりしてくるでしょう。

　それでも揺るがずに続けていくと、ついに対抗してくるようになります。

　それに屈せず信念を貫けば、最後には必ず世の中は変化し、勝利を収めるでしょう。

---------------------------------

★★★ガンジー３

-------------------------
●6月17日は「砂漠化および干ばつと闘う世界デー」

6月17日は「砂漠化および干ばつと闘う世界デー」
6月17日は、「砂漠化および干ばつと闘う世界デー」として国連に制定された日です。
これは、「砂漠化」と「干ばつ」と対峙していく重要性を広く世に知らせ、対策に向き合うきっかけにしてほしいという願いから制定されたものです。

この日が制定された理由
1970年代、アフリカのサヘル地域では大干ばつに見舞われ、多くの死者や難民が発生しました。
この深刻な事態をきっかけに、1974年に「国連砂漠化会議」で対策に関する行動が話し合われます。その後、「アジェンダ21」で整理された対策に従って、1996年に「砂漠化対処条約」として発効しました。

砂漠化対処条約とは？
砂漠化対処条約は、「干ばつに直面している国（主にアフリカ）や地域の砂漠化を防ぎ、干ばつの影響を緩和する」という目的に基づき制定されたものです。

具体的には以下のようなポイントが盛り込まれています。

✅ 影響を受けている国に対して、対策に必要な資金やノウハウの提供
✅ 先進国は発展途上国の対策を支援
✅ 人々の意識を向上し、砂漠化対策に積極的に関わってもらう
✅ 各国は行動計画を策定して対策に臨む

砂漠化の影響は深刻
砂漠化に伴って以下のような問題が広がります。

✅ 農地の生産力の低下 → 食料不足に直結
✅ 民族間の対立の原因に
✅ 砂漠に住む動植物の生態系も深刻にダメージを負います

国連環境計画（UNEP）の2006年のレポートによると、砂漠化の影響を受けている地域は約600万～1,200万平方キロメートルに達しています。これはカナダや中国の国土に匹敵する広大な面積です。
また、農地や放牧地は毎年約35万平方キロメートルも生産性を失っており、問題はますます深刻化しています。

日本の取り組み
日本もこの条約に加盟しており、1998年に発効しました。
米国に次いで2番目に大きな額（約140万ドル/年）を負担して、条約事務局の運営に寄与しています。

また、「政府開発援助（ODA）」のプログラムを活用して、干ばつに苦しむ地域に対して開発調査、技術協力、無償資金協力、有償資金協力という形で積極的に支援しています。

砂漠化対策は地球レベルの課題
砂漠化は他人事ではありません。
地球の陸地の約7％に広がっており、気候変動や人口増加とともにますます深刻化していくと言います。

私たちに求められているのは、「砂漠化という地球レベルの課題に対してどう向き合うか」と真摯に考えて行動していくことです。

6月17日、「砂漠化および干ばつと闘う世界デー」にあたり、少し足を止めて地球の未来に思いを巡らせてみましょう。

--------------------------
★★★アッシマー