苦悩は活動への拍車
こんにちは。呟き尾形です。
苦悩は活動への拍車である。
そして活動のなかにのみ、
我々は我々の生命を感じる。
─ カント ─
人は誰しも苦悩を抱えて生きています。
その苦悩は、ときに心を重くし、足かせになることもあるでしょう。
しかし、苦悩こそが私たちを突き動かす拍車となり、行動へと駆り立てる力になります。
苦悩を受け入れ、行動することでこそ、私たちは生命の実感を感じるのです。
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★★★ カント1 哲学者
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●4月26日は、リメンバー・チェルノブイリ・デーです。
4月26日は「リメンバー・チェルノブイリ・デー」──人類史上最悪の原発事故を忘れないために
1986年(昭和61年)4月26日、旧ソ連(現在のウクライナ)にあるチェルノブイリ原子力発電所で、史上最悪とされる原子力事故が発生しました。
事故を起こしたのは、同発電所の第4号炉です。この事故により、大量の放射性物質が空中に放出され、周辺地域だけでなく、ヨーロッパを中心に世界各地に放射能が拡散しました。日本でも当時、微量ながら放射性物質が観測されたと報告されています。
この悲劇を風化させないために設けられたのが、「リメンバー・チェルノブイリ・デー」です。原子力発電のリスクと責任、そして放射能による環境汚染の危険性について、あらためて考える日とされています。
爆発の経緯とその影響
事故当日は、原子炉が停止した際に、非常電源に切り替わるまでの短時間をどのように補うかという実験が行われていました。これは、原子炉の出力が落ちた後も、蒸気タービンの慣性による発電で最低限の電力供給を維持できるかを確認する目的でした。
しかし、この実験のために複数の安全装置が意図的に無効化されるという、極めて危険な手順が取られていました。加えて、出力が不安定になる低出力状態での運転が続けられたことや、技術者の訓練不足も重なり、制御棒の挿入直後に暴走的な核反応が起き、原子炉が爆発しました。
爆発によって原子炉建屋が破壊され、火災が発生。火災は10日後の5月6日になってようやく鎮火しました。その間、放射性物質は風にのってヨーロッパ全土へと広がりました。
被害と対応
当初、ソ連政府は情報の隠蔽を図り、事故の事実をすぐには公表しませんでした。そのため、周辺住民への避難措置が遅れ、甚大な被ばくが発生しました。
事故の収束に向け、約80万人ともいわれる作業員が動員され、爆発した4号炉は**「石棺(サルコファガス)」**と呼ばれるコンクリート構造物で封じ込められました。これは、これ以上の放射性物質の漏洩を防ぐための緊急措置でした。
なぜ事故は起きたのか?
事故後の調査では、以下のような複数の要因が指摘されています:
運転員の教育や訓練が不十分だったこと
出力が不安定になる「低出力運転」が続けられたこと
実験の進行に伴い、重要な安全装置をバイパスしていたこと
計画通りに実験が進まなかったにもかかわらず強行したこと
さらに、当初は運転員の操作ミスが原因とされていましたが、後の分析では、運転員単独で判断できる範囲を超えた決定が現場でなされていたことが判明。つまり、責任の多くは指揮系統の上層部にあった可能性が高いとされています。
今、私たちにできること
このような悲劇を二度と繰り返さないために、原子力を扱う現場では高度な専門知識と冷静な判断力、徹底した教育と訓練が不可欠です。
「リメンバー・チェルノブイリ・デー」は、技術の進歩とともに忘れがちな「想定外のリスク」に目を向け、未来のエネルギー政策と安全対策について考える機会でもあります。
過去の教訓を胸に、持続可能で安全な社会をどう築くか──その問いに向き合う日として、今日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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★★★国際人種差別撤廃デー 3
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名言を通して、問い、自分自身見直す。それが私にとっての哲学の訓練です。
で、偉人の言葉だから名言なのか、名言を言うから偉人なのかは無関係です。
ですが、私のような凡人が名言を言ってもそれは、名言であることはかわりません。
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Sun Of Night
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