君主は、自らの権威を傷つける恐れのある妥協は、絶対にすべきではない。: 呟き尾形の雑記帳

君主は、自らの権威を傷つける恐れのある妥協は、絶対にすべきではない。

こんにちは。呟き尾形です。

　君主は、自らの権威を傷つける恐れのある妥協は、絶対にすべきではない。
　　～ニッコロ・マキャベリ～

　君主といった指導者は、権威を持たねばなりません。

　なぜなら、自らの権威を守ることは、リーダーシップの根幹を成す重要な要素だからです。

　権威が揺らぐことで、統治や指導の信頼性が失われる恐れがあります。

　たとえば、国内での混乱と不安定化、国内での対立と分裂、それらによる国力に低下を狙う外部からの脅威があげられるからです。

　そのため、権威を傷つけるような妥協を避けることが重要です。

　権威を傷つけるような妥協とは、原則や価値観の放棄し、他者の要求に屈すること。

　公正さや法の平等性を損なう不公正な優遇をした場合、権威を貶めるだけでなく、統治の正統性を脅かします。

　安全保障のために重要な妥協を強いられるとき、妥協によって、国の安全や利益を脅かすようなものであれば、自らの権威を傷つけます。

　同様に、政治的な圧力や脅迫に妥協するのも、権威を傷つけます。

　一度、権威を傷つけるような妥協を許すと、その後も同様の要求や圧力に対して、同じように妥協せざるを得なくなります。

　妥協してもよいものとは、妥協によるメリットがあることに加えて、何度妥協してもよいものにすべきなのです。

　ですから、妥協の範囲を明確にすることが大切です。
　これは、自らの原則や価値観を守りつつ、相手との合意範囲を明確に定めておかなければ、できません。

　また、公正な交渉による妥協であれば、自らの権威を保ちつつ、むしろ妥協によって、共通の利益や目標に向けて前進し、権威を高めることが可能です。

　加えて、外交によって、国益や安全保障の最大化を図る手段として、妥協を図り、国家の長期的な利益を考慮に入れる必要があります。

　妥協し、譲歩を行う際には、相応の対価や補償を求めることで、権威を保ちつつ、相手との関係を構築し、共通の利益を追求することが重要です。

　君主にとって、妥協は、権威を傷つけることもあれば、権威を高め、国益を得る行為でもあるのです。

　その際、君主は機嫌や気分ではなく、自らの理念を基準をもって判断すべきだという事です。

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★★★宇宙　木星

星座の象徴するもの星座の性質 4: 呟き尾形の雑記帳

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●２月１１日は、建国記念の日です。
●建国記念の日
　１９６７年（昭和４２年）２月１１日から実施されている国民の祝日です。
　２月１１日は、記紀によると紀元前660年、神武天皇が即位したとされる日です。そのため、かつて紀元節として奉祝されてきました。
　しかし、戦後廃止されていたのです。
　その廃止後、再び、２月１１日が、建国記念の日になったのは、当事の総理府に学識経験者等からなる建国記念日審議会が時限的に設置され、審議の結果、委員１０人中７人の賛成により「２月１１日が相応」との答申が提出されたことによるものだそうです。
　建国「記念日」ではなく「記念の日」なのは、史実に基づく建国の日とは関係なく、あくまでも、「建国を記念する日」としたのも、紀元節のイメージを抑えるためとされるようです。

　余談ですが、「２月１１日」という日付は「神武天皇元年（紀元前660年）１月１日」を、当時の歴史家が誤ってグレゴリウス暦で算出してしまったために弾き出された日付だそうです。
　しかし、１５８２年１０月４日以前はユリウス暦で算出するという正しい方法で計算した場合、神武天皇元年１月１日は「２月１８日」となるそうです。
　つまり、正しい計算による建国記念の日は「2月18日」ということになるそうです。

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★★★　富士１