« 他人の勝ちは、自分の負けではない。 | トップページ | 愚痴に対してアドバイスをしてはいけない。 »

啓蒙とは

こんにちは。呟き尾形です。

 
啓蒙とは、人間が自分の未成年状態から抜け出ることである。
 ─ カント ─ 

 啓蒙とは、人々に正しい知識を与え、合理的な考え方をするように教え導くことです。

 啓蒙するためには、未成年であってはいけません。

 啓蒙するためには、未成年から、青年となり、啓蒙されることによって、未成年が導かれるということなのです。

 それゆえ、啓蒙とは、人間が自分の未成年状態から抜け出ることであるといいえるのです。


9月19日は、苗字の日です。

●苗字の日

1870年(明治3年)9月19日。太政官布告により苗字をつけることが許されたことに由来します。
 しかしこのころは、苗字がなくても不自由しないこともあり、実際に苗字を名乗る者は少なく、苗字は普及しませんでした。
 5年後の1875年(明治8年)2月13日、改めて、苗字を名乗ることを義務付けられ、半ば強制的に苗字をつけさせることになったそうです。

 さて、この苗字。
 家の名のこと。法律上は氏と呼ばれ、名字とも書かれ、一般には姓ともいわれています。
 苗字と名字は同じ意味ですが、もともとは、あざな(名字)と呼ばれ、中国から日本に入ってきた字(あざな)の一種であったと思われるそうです。
 字名は、歴史的に、中国人は個人に特有の名として姓(氏)と諱(名)と字の三つの要素を持ったそうです。
 日本では大抵の中国人は「姓-諱」の組み合わせで知られ、たとえば、三国志の劉備は、劉が姓で、備が諱となります。
 諱は軽々しく用いられることは忌避され、親や主君などの特定の目上の人物だけが諱を使用し、それ以外の人間が諱で呼びかける事は極めて無礼な事とされていた。
 そうした習慣もあり、成人した人間の呼び名としては原則として字が用いられたそうです。

 さて、劉備の字は、玄徳として知られており、日本では、劉備玄徳と呼ばれることがありますが、字は諱を呼ばないために使うものであるので、基本的に相手に対して「劉-備-玄徳」のように姓・諱・字を連結して呼ぶことはあり得ません。
 ときおり、文書においては、姓・諱・字を連結して書く場合があるそうです。
 ちなみに、中華人民共和国では、字の公用を廃止しているそうです。

 この字名は、公卿などは早くから邸宅のある地名を称号としていたそうです。
 これが公家・武家における名字として発展していき、世以降、「名字」から「苗字」と書くようになりました。
 しかし、戦後は当用漢字で「苗」の読みに「ミョウ」が加えられなかったため再び「名字」と書くようになり、名字と表記されることがおおくなりました。
 さて、現代の日本では、「名字」と「姓」又は「氏」はかつて別ものでした。
 苗字は現代と同じように、家の名であり、いわゆる家系や家族の名です。
 氏は血筋をあらわし、本姓とも呼ばれ、天皇から下賜される公的なものです。
 そして、姓は「かばね」とも呼ばれ、古代に存在した家の家格です。 

 例えば、徳川家康の場合は、
「徳川次郎三郎源朝臣家康」あるいは「源朝臣徳川次郎三郎家康」がいわゆる名前です。
 「徳川」が名字(苗字)
 「次郎三郎」が通称
 「源」が氏
 「朝臣」が姓(かばね)
 「家康」が諱(いみな、つまり本名)ないし実名(じつみょう)になります。
 
 もちろん、こんなに長い名前が日常で呼ばれては不便だったのか、現代では苗字、姓、氏は一つとされていったそうです。

 さて、明治に法律が公布される以前に、一般庶民が苗字を名乗っていなかったわけでもなさそうです。
 歴史上、誰でも自由に名乗る事が出来たそうです。
 家人も自分の住む土地を名字として名乗ったり、ある者は恩賞として主人から名字を賜ったりもしたそうです。
 ただし、江戸時代ごろは、幕府の政策で、武士、公家以外では、平民の中で、庄屋や名主など特に許された旧家の者だけが名字(苗字)を名乗ることを許されるようにたったため、「江戸時代の庶民には名字が無かった」と考えられています。
 とは言いつつも、庶民といえども血縁共同体としての家があり、それを表す名もあったり、屋号などがありました。
 これは、寺院の寄進帳や農村の古文書などで確認できます。
 これがいわゆる苗字にあたり、この苗字を公的な場で名乗ることはできなかっただけのようです。


★★★六然観
20120212pa9180006


このblogは、月曜日から土曜日更新予定です。


 名言を通して、問い、自分自身見直す。それが私にとっての哲学の訓練です。
 で、偉人の言葉だから名言なのか、名言を言うから偉人なのかは無関係です。
 ですが、私のような凡人が名言を言ってもそれは、名言であることはかわりません。


 ※ここから下は、呟き尾形のサイトやブログのリンクです。
 フッターとして使っていますので、呟き尾形の記事に興味を持っていただければ、気になる記事をご覧になっていただければ幸いです。

20220903

 


★★★★★★ 更新情報 ★★★★★★

 さて、ここからは、ホームページ更新情報です。

http://tubuyakiogata.o.oo7.jp/index.htm

 今回は、小説を書こう!

200号 プロットにいて 7 トリートメント 三幕構成 5  
 を追加しました。
 

 次に、次に、呟き尾形の哲学手記 哲学のキッカケ(名言集) カテゴリー を追加しました。
 次に、WRPG プエルギガス年代記 オープニング プエルギガス年代記 アルコン リプレイ を追加しました。

 

----------

 


★★★小説を書こう 2022年8月5日発行 







メルマガ購読・解除












 








メルマガ購読・解除












 


★★★★★★呟き尾形のサイト リンク集 ★★★★★★;

BANG!(゚皿゚)r┏┳---*(*´∇`)ノ才 ゙ノ 力 ν一☆.。.:*


-------------------------------------------------------------------------

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


 


 



 


 



https://www37.atwiki.jp/webrpg


 


20220915

 



http://wiki.livedoor.jp/tubuyaki1/


 

 



http://maximbell.blog19.fc2.com/


 


 


 



https://son.cocolog-nifty.com/tubuyakidou/


 


 



https://son.cocolog-nifty.com/etp_pb/


 

https://son.cocolog-nifty.com/backnumber/

.



https://flour.at.webry.info//


 

twitter
https://twitter.com/tubuyaki
自分をよい方向に変化させるためには、まず、主体的に生きること

 

http://blog.so-net.ne.jp/tetugaku/

 



https://tubuyakiogata.hatenablog.com/


 


 



http://wiki.livedoor.jp/minatetu/


 


 



https://plaza.rakuten.co.jp/tubuyakiogata//


 


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


( ーノー)o/"Ω ポクポクポク… o(T□T)o"ヽ(・ω・; ) ソンナニナカナイデ


--------------------------------------------------------------------

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

|

« 他人の勝ちは、自分の負けではない。 | トップページ | 愚痴に対してアドバイスをしてはいけない。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 他人の勝ちは、自分の負けではない。 | トップページ | 愚痴に対してアドバイスをしてはいけない。 »