総裁選に出馬した政治屋さんの言動 その2
総裁選に出馬した政治屋さんの言動 その2
※この記事は
呟き尾形の今の政治に物申す。blog版
http://blogs.yahoo.co.jp/tubuyaki_o
で2008年9月14日に書いた書いた記事のバックナンバーです。
そのため、最新の話題というわけでもなく、記事の中の情報にタイムラグがあります。
総裁選に出馬した政治屋さんの言動 その2
●麻生氏
麻生氏は今後3年間で減税などを集中実施する積極財政による、経済重視路線をアピールしています。
この判断の正しさについては、読売新聞は自民党総裁選(10日告示、22日投開票)を前に、同党の47都道府県連の幹部を対象にアンケート調査の結果を見ると妥当性が帯びてきます。
「自民党を取り巻く環境が厳しさを増している理由」について聞いたところ、「景気悪化や格差拡大」「ねじれ国会で円滑に政策決定が進まない」が原因とする回答がそれぞれトップ(36都道府県と36都府県)で並んだことになります。
つまり、構造改革よりも、経済復活が自民党を取り巻く環境の厳しさ改善となるというわけです。
また、麻生氏は、「まず景気回復してから(消費税問題などに)対応すべきだというところが、他の候補と意見が分かれている」と強調し、景気テコ入れのため積極的な財政出動を辞さない姿勢を鮮明にしたようです。
また、今夏各地で発生した豪雨災害を引き合いに「公共工事は明らかに今必要になってきている」と語り、無駄ではない必要な公共工事の必要性も強調しつつ、「日本のあしたをつくるために力を与えてほしい」と、地元・福岡県飯塚市に入り、自身の女性後援会に出席して強く支持を求めたそうです。
ほかにも、政府・与党の総合経済対策、定額減税の実施に加え、証券優遇税制の拡充などを念頭に、政策減税・規制改革で、成長政策を取ることもうったえるそうです。
麻生氏は、「総裁選で選ばれる人は衆院選で民主党の小沢一郎代表と戦う人ということを考えてほしい」と訴えたそうです。
自民党総裁選で都道府県連に割り振られた各3票の行方は、全都道府県で実施されることになった「予備選」にゆだねられることになります。
原則として各都道府県連幹事長を対象に全国調査を実施し5日にまとめたところ、麻生太郎幹事長を推す声が圧倒的で、大阪、福岡など計20府県の幹部が麻生氏を挙げています。
5人が立候補している現状については、歓迎する声が多くありましたが、これはあくまで都道府県連幹事長の考えで、党員・党友による「予備選」の結果が反映される地方票の情勢にそのまま結びつくわけではないそうです。
候補者の顔ぶれが確定後、状況が変化する可能性もあります。
「本格的な選挙戦を望むか」という質問に対して、北海道連の丸岩公充幹事長は「総裁を選べることは、入党の際の一番大きな魅力だ。選挙を盛り上げてほしい」と答えたそうです。
岐阜県連の猫田孝幹事長が「開かれた自民党をアピールする機会にすべきだ」と指摘するなど、乱戦模様を歓迎する意見が多い。新潟県連の渡辺惇夫幹事長が「党の置かれた立場は厳しいが総裁選が盛り上がればイメージアップになる」と述べたほか、「主義主張を国民に分かりやすく説明すれば衆院選のプラスになる」という回答も複数あったそうです。
都道府県議が多い地方の幹事長の声は、次期衆院選に向けて、地方に「麻生待望論」が根強いことを示したとは言えそうですね。
さて、総裁選地方票というのは、今回の総裁選は両院議員総会で行われ、党所属国会議員に各1票、都道府県連に各3票の計141票が割り当てられる。現在、衆院議員304人、参院議員83人で、国会議員票は387票だそうです。
国会議員票の半分に満たない地方票ですが、決して侮れません。
実際、小泉純一郎氏が橋本龍太郎氏らと争った01年総裁選は、国会議員票で劣勢が伝えられた小泉氏が地方票のうち123票を獲得し、地滑り的に国会議員票も伸ばし圧勝したという事例もあるからです。
ちなみに、昨年の総裁選では、地方票は福田康夫氏76票、麻生太郎氏65票でしたが、党員・党友の得票総数では麻生氏が25万3692票で、福田氏の25万613票を上回りました。
この結果、福田支持を打ち出した派閥からも票が流れ、麻生氏は下馬評を上回る計197票を獲得したという事例もあります。
●与謝野氏
与謝野氏は、2008年9月8日、「堂々たる政治」と題する政権構想を発表したそうです。
概要としては、消費税の社会保障目的税化には、所得税、法人税などの見直しと共に3年がかりで取り組む方針で、その一環として消費税を年金などの財源に充てる目的税「社会保障税」に改め、税率引き上げの段階的実施による、税制改正の進め方を示したそうです。
上記の内容を、「中期抜本税制改革プログラム法案」を国会に提出するそうです。
与謝野氏は、「財政再建派」の立場から、基礎的財政収支(プライマリーバランス)を11年度に黒字化する政府方針の堅持を掲げるそうです。
また11年度までの税制改革実行を訴え、その道筋をプログラム法案にまとめる考えも示すそうです。
そのためには、消費税率の引き上げなどで安定した財源を確保し、健全化目標を堅持すべきだと主張したそうです。
財政再建は大事ですけど、日本の経済という土台がガタガタになってしまうような気がするので、賛成はできません。
ちなみに、現在の消費税は、生活必需品にも課税されるため、逆進性の税制です。つまり、弱者により大きな負担を強いることになります。
また、消費税率を上げつつ、所得税と法人税を見直すということは、高所得者や大企業を税制として優遇することになります。
閑話休題、与謝野氏は、衆院解散の時期について「補正予算を早期に成立させることが望ましい」と述べ、臨時国会で、景気対策を盛り込んだ2008年度補正予算案を成立させた後に踏み切るべきだとの考えを示したそうです。
また、与謝野氏は、「自民党という枠の中なので、政策は(他の候補予定者と)大きな差はないが、どれほど実現するかという意志が問われる」とも述べたそうです。
また、与謝野氏は、総裁選の議論をとおして、政権を担当するのが与党である自民党であることを示すのが、総裁選に出馬する人たちの責任であることを指摘しましたが、まったくおっしゃるとおりだと思います。
●小池氏
小池氏は経済成長による「増税なき財政再建」を掲げるそうです。
内容としては、成長力重視の「上げ潮派」の政策路線が基本とし、増税の前に民間活力の強化で財政再建を図る考えを強く打ち出すそうです。
また、環境税創設と女性の就労環境の改善策などを盛り込んだ政権構想だそうです。
また、小池氏は、「改革を続けなければいけないという皆さんの支援を受け、最終調整に入っている」と述べたそうです。
政策としては、小池氏は環境税導入のほか、農産品のブランド化で輸出力強化を唱えました。
他に、小池氏は、「総裁選で政策論議を戦わせ、新しい日本を造りたい」とものべ、「希望を持てる政治にするよう総裁選を通じて姿かたちを作りたい」と訴えました。
所属する町村派最高顧問の森喜朗元首相にも東京都内で会い、出馬する考えを伝えたそうです。
都道府県連にアンケートしたところ、「石原伸晃元政調会長か小池百合子元防衛相」と福井県連から回答があったそうです。
●石原氏
石原氏は、麻生氏の政策について「財政出動をしようということだが、そういう状態には来ていない」と述べたそうです。
それに加え、石原氏は、歳出削減を優先する立場から、衆院議員の定数(480人)を300人に、参院議員の定数(242人)を100人にそれぞれ削減することを公約としたい考えを示したそうです。
思い切った公約ですね。
さらに、石原氏は、「歳出削減路線は堅持していかなければ、大増税が目の前にきてしまう」と語ったそうです。
確かに、正論ですね。
でも、単純な歳出削減路線なんでしょうか?
だとすれば、政府は、仕事をしない単なるケチになるってことですかね。
どのように、歳出削減路線は堅持するのか、知りたいところです。
ところで、石原氏は、「わたしは2世(議員)と言われているが、(父で元衆院議員の石原慎太郎東京都知事とは)違う選挙区で出ている」と弁明したようです。
また、その上で親族から地盤を引き継いで同じ選挙区から出馬することを禁止すべきだとの考えも示したそうです。
2世議員の問題ってそんな問題だったんでしょうか?
都道府県連にアンケートしたところ、「石原伸晃元政調会長か小池百合子元防衛相」と福井県連から回答があったそうです。
●石破氏
石破茂氏は鳥取市で街頭演説し、財政出動の必要性を強調したそうです。
また、都道府県連にアンケートしたところ、石破茂前防衛相を挙げた石破氏の地元・鳥取県連だったそうです。
●おまけ 民主党
小沢一郎代表の無投票3選が固まっている民主党を意識した声もあるそうで、
京都府連の田中セツ子幹事長は「民主党のように身内が足を引っ張り、代表選に出たくても出られない雰囲気はおかしい」と民主党を批判したそうです。
まぁ、こういう声が足を引っ張るんでしょうね。
批判の対象となった、小沢代表ですが、小沢氏は、「本当に何にも日本の問題の処理をできないまま、無責任に政権を投げ出してしまった」と述べたそうです。
まぁ、おっしゃりたいことは、印象として、私ももってますが、じゃぁ、具体的に、本当に解決すべき日本の問題と処理の方法についてお聞きしたいところです。
で、小沢氏は、「私は『必ず自民党政権は行き詰まる。衆院選は近い』と言い続け、本当にそうなった」と語ったそうですが、「明日は雨が降ります」と毎日言い続けて本当にそうなったといわれたような衝撃をうけました。
●おまけ 共産党
共産党の市田忠義書記局長は、自民党総裁選について「7人の(候補者の)誰が(総裁に)なっても自民党政治に未来がないのは明らかだ」と批判したそうです。
はいはい。野党の仕事は与党批判ですものね。
でも、それは、与党に緊張感を持たせるためで、緊張感を持たせるだけの具体性と正論をぶつけないと意味がないとは思います。
また、市田氏はその後、「(乱立状態は)品評会のようだ。5人も6人も7人も(出馬表明で)、なんでもありだ」と語ったそうですが、それだけ、政策について議論できることが、うらやましいんでしょうね。
共産党は政策に一貫性があるような印象はありますが、異なる意見をぶつけ合っているような印象はありませんから。
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