はじめての現象学 哲学呟き尾形の本棚(現象学を紹介する本)
はじめての現象学
はっきり言って、現象学ほど、知らない人にとって難しいものは無い。
何が難しいかといえば、訳がわからないのだ。
現象学を勉強すると何が得するのかすらわからない。
そもそも現象学って何よ?
実際、私が現象学に出会ったときに抱いた気持ちでした。
そこで、いろいろ本を探しましたよ。
で、出会ったのが、
現象学入門。この本については
https://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2004/12/post.html
で紹介したとおりでした。
で、現象学入門は、現象学について紹介が主だったもので、現象学を知るためには最適でした。判りやすいし。
現象学入門は、現象学をわかりやすく解説するものでした。
ただ、現象学についてはある程度はわかったような気はするけれど、それがいったい何の得になるの? 何がどうなるの?
という疑問があがってきました。
すると、今回紹介している「はじめての現象学」と言う本と出合えることが出来ました。
現象学入門は、現象学をわかりやすく解説するものなら、「はじめての現象学」は、現象学によって判ることが書いてあります。
どういうことかと言うと、
「それがいったい何の得になるの? 何がどうなるの?」
という疑問に応えてくれる内容だったのです。
つまり、現象学を実践するための心構えというかマニュアルに近い内容になっています。
これを読んだ後に「現象学入門」を読むと、さらに現象学の理解が進みます。
だったら、最初に「はじめての現象学」をよめばいいじゃん。
と思われる方もいるでしょう。
しかし、出版した順番の問題なのかもしれませんが、「はじめての現象学」は、「現象学入門」を前提にして書かれているようで、ある程度、現象学についての知識を持っていないと、分からないところが多々出てくるように思います。
ですから「現象学入門」→「はじめての現象学」→「現象学入門」という、一見、邪道な読み方をお勧めします。
おっと、肝心の図書の内容ですが、現象学の登場によって、既存の西洋哲学の「原理」と現象学の「原理」を比較しているのはかなりわかりやすいと思います。
その上で「現象学的還元」とは、どんな考え方かとか、「本質直感」の理解についてなど判りやすく書かれています。
また、さりげなく、哲学者の名前が出てくるので、手元に
「哲学入門」
http://tetuhon.jugem.cc/?eid=31
をおいておくと便利です。
おっと、「はじめての現象学」のいいところは判りやすさと同時に、重要な部分は太字で書いてあるというものがあります。
これは、読み終えた後、復習するときに便利で、手元においておきたくなる本になるでしょう。
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ヾ(@^▽^@)ノ (☆o☆)キラキラ 。(*^ε^*)oにんまりぃ♪
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