数学の前提(呟き尾形の哲学手記)
こんにちわ。呟き尾形です。
※この記事は、白い時計塔のある村の呟き尾形の哲学手記の記事にも掲載されています。
数学の前提
私、呟き尾形がふと思うことは、案外、人って、妄信というか、大前提にし
なくちゃいけない部分がある。
現象学ならエポケー、宗教なら神様、心理学なら心理学のモデルあるいは用
語。西洋占星術なら天動説、数学なら数。
数を疑う? できるんだろうか?
疑うことはそれほど難しくは無い。なにせ、数なんてだれも色も形も知らな
い。さわったことがある人なんていない。
だから、試すことはできない。
ゆえに、数というのは、疑いだすと、きりが無い。
もちろん、本気で疑う人なんていないけど、実際、とある人にそれを言った
らおこらちゃった経験をもっているんだよね。
たとえば、実際、リンゴが一つあって、みかんが一つあって、1+1は2だ
けど、2このリンゴなわけないし、みかんが2こなわけがない。果物が2こと
言えば良さそうだけど、ここがものすごいわからないところがあって、
1=1。ということはリンゴ1こ=みかん1こ?
見た目にわかるよ。でも、数えると2。
たしかに。でも、重さも形もちがうのに、同じ1にしてよいのだろうか?
それが通用するなら1リットル+1CCは2になってしまう。
もちろん、リンゴ1個とみかん1個は見た目は2だけど、リンゴ2固になる
わけじゃないから、単純にたせるわけじゃない。1+1=1+1にすぎない。
1リットル+1CCだって、単純に単位さえあわせましょう。というルール
を作ればいいというより、もうできている。
なんにしても、数学は公理があるから大丈夫。
でも、よくよく考えてみると、その公理の根拠ってぜんぜんない。
もう、公理を疑ったらはじまらないから、公理だから正しい。としかいえな
いわけ。
これは、理科の教師から「君たちは1+1=2である理由を理解していな
い」
と問われ、授業を終わってから、いろいろ自分なりの回答をその教師にした
ことがあったんだけど、返答は、
「じゃぁ、粘土が1こ。もう一つの粘土が一つ、それをあわせたら?
リンゴを半分きったのを1ことして、もう半分のリンゴ1こ。半分同士のリ
ンゴをあわせたら?」
という反問。
今でも悩んでいることだけど、いまやっても、どちらも1+1=1。
たとえば、リンゴをかたちどった粘土とみかんをかたちどった粘土。
気に入らないから、スイカをかたちどったのを粘土でつくろう。
あ、粘土がたりないや。じゃぁ、リンゴとみかんの粘土をあわせてリンゴを
つくちゃえ。
ありゃ、すいかが1こだけだ。
リンゴ1こ+みかん1こ=スイカ1こ
まぁ、我ながら馬鹿馬鹿しいとはおもう。
んなもん、粘土の重さではかればいい。
あれ重さ? 見えない・・・。触っても重さは数えられない・・・。どう
やって対応させよう・・・。
どうしよう・・・。
もちろん、数学にいちゃもんつけるつもりはないし、疑うつもりはない。
ただ、この疑問をどうやって自分なりにいろいろかんがえている。ってこ
と。
こうして、自答自問することで、数学の使い方をもっとかんがえようという
こと。
それが哲学のような気がするんだよね。
★
ヾ(@^▽^@)ノ (☆o☆)キラキラ 。(*^ε^*)oにんまりぃ♪
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