行政はインターネットの何をインフラ整備すればいいのか?(政府のインターネットのインフラ整備責任 3)
こんにちわ。呟き尾形です。
増加するインフラコストをどこで回収するかの議論が必要~IIJセミナー
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/03/23/11358.html
という記事をみつけました。
内容を読んで、感じた事は、その記事の内容以前のことでした。
それは、「インフラ整備は行政の仕事じゃないの?」
ということです。
そのことについて、私なりに考え、別の場所で指摘された事を踏まえてまとめてみました。
具体的に、国に何を整備してもらいたいのかといえば、まず、首都圏と地方のインターネット利用環境の格差をなくすこと。
これにつきます。
おそらく、首都圏に住んでいる方は感じないと思います。
しかし、首都圏と地方のインターネットの利用環境の格差はかなり大きいという問題があります。
すると、人が少ないところとの格差は広がるばかりです。
人が少ないからといって、インターネットのサービスが利用できないのは不公平です。これを民間企業がやっていては、進みません。
さらに、インターネットを利用した納税、選挙、政治の広報に比重が移っているながれてにおいて、地方だからインターネットが使えない、格差が大きいというのは、大問題です。
実際、行政は、u-Japanというものを計画しています。
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0224.html
この記事の中に、
>「いつでも、どこでも、誰でも、何とでも」簡単につながる
>ネットワーク社会のことを「ユビキタスネット社会」と言います。
という一文があります。
それに対する私の意見が下記の通りです。
小泉内閣メールマガジン第177号 u-Japanについてを読んだ感想
https://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2005/02/177.html
なんにしても、行政がインフラ整備する責任はあるわけです。
もちろん、行政がやらずに、現状のまま、サーバーの過負荷は費用負担の問題として、民間でも解決できるのではないのかという考え方もあるでしょう。
別段私は、民間にインフラの整備をするなとは言いません。
実際、鉄道は国鉄もあり、私鉄もありました。
ただ、私は、民間で解決できることだから、行政は手をつけなくていいという考えを一切持っていません。
なぜなら、行政の存在意義は、社会が求めている事を業務として成し遂げることにあるからです。
その上で、行政とは、立法により形成された公共の意思や目的(社会全体が求めている事)に基づいた業務を行うものです。
これを考えたとき、社会がインターネットによって発展しようとしているときに、
民間で解決できることだから、行政が行わないというのは、単なる怠慢であり、税金の無駄遣いだと考えています。
赤字財政は理由にならない(政府のインターネットのインフラ整備責任 4)
https://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2006/04/post_0a27.html
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過去の記事
政府のインターネットのインフラ整備責任 1
https://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2006/04/post_eda8.html
なぜインターネットのインフラコストが増加するのか?( 政府のインターネットのインフラ整備責任 2)
https://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2006/04/post_5fc7.html
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白い時計塔のある村
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