赤字財政は理由にならない(政府のインターネットのインフラ整備責任 4)
こんにちわ。呟き尾形です。
増加するインフラコストをどこで回収するかの議論が必要~IIJセミナー
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/03/23/11358.html
という記事をみつけました。
内容を読んで、感じた事は、その記事の内容以前のことでした。
それは、「インフラ整備は行政の仕事じゃないの?」
ということです。
そのことについて、私なりに考え、別の場所で指摘された事を踏まえてまとめてみました。
さて、国にしても予算と人員がなければ動けないし、ただでさえ借金にまみれた日本です。
インターネットのインフラ整備する予算などさけないのではないか?
という意見があるかもしれません。
が、私が指摘しているのは、社会で求められたことを赤字を理由にしないというのが怠慢だということです。
私は、行政は、国民を豊かな生活がおくれるように、社会に求められている業務をなすことが目的だと考えています。
赤字を理由にやるべき事をやらないのでは、本末転倒もいいところです。
もちろん、現実には社会に求められているものはあまりにも多様かつ大量です。
手を広げすぎれば費用がかかり、破綻するのは火を見るより明らかだといえるでしょう。
実際、赤字財政で騒がれているだけに、現状でいつ破綻してもおかしくありません。
しかし、現在、赤字になる理由は、昔からやっているから。という理由で必要だから継続しているわけでもありません。
つまり、必要でもないことをやっていれば、赤字になるのは当然です。
もちろん、生活に必要最低限のことならともかく、インターネットが使えなくて死ぬということはないから行政にインフラ整備をする必要もないだろう。
という意見があるかもしれません。
それは、インターネットによる情報の価値を重んじることなく、首都圏と地方の格差があることが不平等でいい、そして、死ななければ行政は手をつけなくていいというのであればその通りです。
しかし、行政は、u-Japanというものを計画しています。
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0224.html
この記事の中に、
>「いつでも、どこでも、誰でも、何とでも」簡単につながる
>ネットワーク社会のことを「ユビキタスネット社会」と言います。
という一文があります。
それに対する私の意見が下記の通りです。
小泉内閣メールマガジン第177号 u-Japanについてを読んだ感想
https://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2005/02/177.html
なんにしても、行政がインフラ整備する責任はあるわけです。
インターネットも災害時のライフライン(政府のインターネットのインフラ整備責任 5)
https://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2006/04/post_0adf.html
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過去の記事
政府のインターネットのインフラ整備責任 1
https://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2006/04/post_eda8.html
なぜインターネットのインフラコストが増加するのか?( 政府のインターネットのインフラ整備責任 2)
https://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2006/04/post_5fc7.html
行政はインターネットの何をインフラ整備すればいいのか?(政府のインターネットのインフラ整備責任 3)
https://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2006/04/post_3945.html
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白い時計塔のある村
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