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裁判員制度への質問状 3 裁判員制度用のスポークスマンが必要では?

裁判員制度への質問状 3 裁判員制度用のスポークスマンが必要では?

 裁判員制度について、理解するために調べたところ、下記のような疑問がでてきました。
 一見とっぴょうしもない疑問だとは思います。
 しかしながら、冷静に実際に運用すれば、それほど特殊な条件でもなく、充分に現実にありうるとはおもいます。
 疑問とともに、私なりの私見を加えて書いてみました。
 すでに、メールにて、
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/iken.html
 へは送信し、法務省へも送付する旨の返信は返って来ました。
 実際、検討されるかどうかはわかりませんが、もしよろしければ、この記事を読みながら、疑問について考えていただければ幸いです。

 ちなみに、私の感じる、裁判員制度の問題点はこちらです。
https://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2005/02/post_19.html

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Q・マスコミにしつこく質問、かつ狡猾に質問されて、結果的に秘密が漏れてしまった場合、マスコミに責任はないのですか?

 もし、自分が裁判員になったとき、不安なのはマスコミです。
 自意識過剰なのかもしれませんが、過去の実績より、マスコミは、知る権利、言論の自由を盾に、人のプライバシーを平気で世間に明かしていきます。
 そして、マスコミは自らの意図を、見る側に信じ込ませるために、その意図を信じ込ませたいような情報だけを公開します。
 裁判員は、何かの専門家であるかもしれませんが、スポークスマンとしての専門家ないし、その才能があるとはかぎりません。
 守秘義務を課したとしても、思わず口を滑らせたり、誘導尋問にひっかかって、そこだけを本人の意図しないメッセージに摩り替えられ、裁判の判決の理由がゆがめられる可能性すらあります。
 それは、裁判員制度の望むところではないはずです。

 裁判員制度にあたって、守秘義務を裁判員に課すのであれば、当然、裁判員にマスコミが接触することを規制する必要と考えます。
 ただし、裁判員制度が密室による形骸化したものになるという批判をうける可能性はあります。それを回避するために、裁判員制度用のスポークスマンを設定すれば批判は回避できるはずです。
 
 なんにしろ、規制に問題があれば、後日、規制緩和をすればいいはずです。
 裁判員制度は、初めて施行される制度です。
 最初は、裁判員を過保護なくらいに法的に保護する必要があると考えます。
 なぜなら、裁判員は、その訓練をうけた人材がなるのではないからです。

 
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他の疑問は、また後日

疑問リスト

裁判員に対して,その仕事に関して頼み事をする行為というのは、マスコミのインタビューも含まれますか?

裁判員になり、守秘義務をまもりつつも、裁判員であることを隠して、裁判についての個人的意見を述べる事は禁止されますか?

自分が裁判員であることを、自分の意思で言うことに、なんら問題はありませんか?

評議のとき、裁判員がメモを取る事は許されますか?
そのメモが不慮の事後により、外部に流出したときはどうなるのですか?

裁判員や裁判員であった、親族以外の大切な人(恋人や友人)を脅した場合は処罰されないのですか?

直接秘密は守ったが、言葉の端々から、憶測や推測がたまたま当たっていて、結果的に秘密が漏れてしまったような形になった場合はどうなるのですか?

 「評議」を決めるとき、全員一致なのか、多数決であったのか? ということについては明確にされるのですか?

 出張などにより、外国にいた場合、裁判員は辞退出来ないのですか?

 評議の期間中に、ストレスによって何らかの病気にかかったときはどのような対処になるのですか?


 裁判員に選ばれた人が失踪中、ないし連絡が取れなかった場合はどうなるのですか?

 地震などの天災による災害による、被害を理由に裁判員を辞退する事はできないのですか?

 評議中、裁判官の説明が難しすぎて、どうしても理解できないときはどうするのですか?

 評議中、裁判官の説明が、丁寧であっても、一般常識的な単語の意味と法律用語の意味の違いによって、まったく異なる文脈になることが予想され、それによる、誤解が生じる可能性についての対策は立てているのですか?
「例:悪意など」

 信じられないところから、個人情報が漏洩する時代です。万が一、裁判所から個人情報が漏洩した場合、裁判所はどのような責任をとるのでしょうか?

 裁判員の選任手続きにおいて、場外される条件の一つとして、理由を示さない不選任請求を受けたものというのは、どういうことですか?
 
 公判や評議中に、重くない病気(風邪など)ではあるものの、一般的に仕事を休むような症状のときは、どうなるのですか?

 仕事が忙しいものの、裁判所が辞退を認めず、それによって、損害が生じたとき、裁判所はどのような補償をする用意があるのですか?

 結婚式と裁判員である期間が重なったときはどうするのですか?

 経営者が裁判員になり、何日も裁判によって休んだときに、顧客に仕事を断られてしまった場合、どうなるのですか?

 投資家が裁判員になり、株取引が出来なくなってしまった場合はどうなるのですか?

 裁判官や法律の専門家が裁判員になることはあるのですか?


 妊婦の女性が裁判員に選任されるのですか?
 また、選任されたとして、辞退は可能ですか?

 裁判員に選任されたあとに、重いケガや病気にかかったときはどうなるのですか?

 健常者以外の方が裁判員になったとき(盲目、難聴など)の用意は万端ですか?

 骨折などのけが人は、裁判員を辞退できるのですか?

 裁判の結果に対して、裁判員の評価を記事にすることは可能ですか?

 裁判員になることで、逆恨みされた場合はどうなるのですか?
 https://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2005/11/post_5d93.html

万が一、専門家に法律のことを知らないために馬鹿にされた場合どうなるのですか?
https://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2005/11/post_5d93.html


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