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藤ノ木古墳記念日

藤ノ木古墳記念日

 1985年(昭和60年)の9月25日、奈良県斑鳩町の藤ノ木古墳の石室等が発堀されました。
 藤ノ木古墳は、6世紀後半に作られたものとかんがえられている直径約48m、高さ約9mの円墳です。
 法隆寺の西350メートルに位置しています。
 全長14.5メートルの横穴式石室をもち,中に未盗掘の朱塗りの家形石棺(長さ2.35メートル)が納められていたそうです。
 1985年(昭和60年)に第1次調査がおこなわれ、
 ・金銅製馬具1組
 ・鉄地金銅張馬具2組
 ・挂甲札
 ・鉄鏃
 ・鉄刀
 など多くの遺物が出土しました。
 なかでも金銅製馬具は保存状態がよく、鞍金具には禽獣文、パルメット文、鬼神文が透彫りされ、当時の金工技術の粋を集めたものとして注目されたそうです。
 1988年(昭和63年)6月に国内の発掘調査史上初めてファイバースコープを使った石棺の内部調査が行われ、その年の10月8日に1400年ぶりに石棺の蓋が開かれたそうです。
 石棺の内部には伸展葬された2体の人骨があり、1体は20歳前後の男性であったとされています。
 古墳が未盗掘であったということもあり、埋葬当時の姿がほぼそのまま残っています。
 また、6世紀後半は聖徳太子が活躍する時代の直前であり当時の埋葬儀礼を解明する上で貴重な資料となっています。
 上記にあるとおり、古墳は国の史跡に指定されています。
 出土品一括は日本の古墳文化研究上価値の高いものとして、1988年に重要文化財、2004年に国宝に指定されているそうです。


 さて、今回は、呟き尾形の色の心理学の38回、ファッションと紺を更新しました。
 紺色は相手にどんな印象をあたえるのでしょうか?
 次に、呟き尾形の哲学手記。ブレーンストーミングについて更新しました。
 ブレーンストーミングという手法についての紹介とメリットとデメリット、そして、その活用法について書いています。
 そして、新しいコンテンツ。
 哲学のキッカケ(名言集)を追加しました。
 哲学というのは、そもそもあった日本語ではなく、philosophiaという外国語の翻訳によって作られた言葉でして、意味としては、知恵への愛・希求の意味です。
 で、philosophiaを、賢哲の希求を表すためにと、「希哲学」と訳したものの、その後「哲学」となって今に至るわけです。
 ただ、その「哲学」
 大きく二つほどの意味が与えられています。
 一つ目は、世界や人間についての知恵・原理を探究する学問という意味の哲学という言葉。
 二つ目は、自分自身の経験などから得られた基本的な考えのことをさし、とどのつまり、人生観です。
 とりあえず、一つ目の意味は、学者をはじめとした専門家にお任せして、私たちにとって重要な二つ目の意味での哲学のキッカケになりそうな名言を紹介したいと思います。



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