郵政民営化法案反対と郵政民営化反対
郵政民営化法案反対と郵政民営化反対。
こんにちわ。呟き尾形です。
巷で話題になっている、郵政民営化ですが、郵政民営化に賛成の方も反対の方も、先日参議院で否決された郵政民営化法案に賛成の方も、反対の方にも、質問です。
先日、参議院で郵政民営化法案を読まれた方はいらっしゃいますでしょうか?
郵政民営化の基本方針
http://www.kantei.go.jp/jp/kakugikettei/2004/0910yusei.html
郵政民営化法案
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/yuseimineika2/houan/05index.html
まぁ、読むのもイヤになるような内容であり、非常にわかりにくい資料です。
とくに、法律の方になると、何が言いたいのか、これが実現するとどうなるのかが、まったくわからない状態です。
これで、主権者に説明した気になっているのがわかりません。
これで、政治に興味をもてというのが、無理からぬ話です。
法案うんぬんより、プレゼンテーション能力と説明責任の無さが問題のような気がします。
特に、郵政民営化の理由は、なによりも、国の経費を節減することが目的の一つのはずです。いくら経費削減されるか、民営化にかかる経費などなど試算がどこにあるか、未だに私は見つけられません。
郵政民営化によって、赤字が増えるのでは無意味です。
さらに、その説明がなされていない。
とにかく、民営化すれば、赤字は減るのだという一点張り。
もちろん、普通ならばそうですし、上手くいかなければ倒産です。
しかし、倒産もさせないし、郵便局を減らさないといっているし、サービスを劣化させないともいっています。
でも、民間企業はそんなことはないし、そうやって利益をあげているわけですし、企業努力とはそうした側面もふくまれているわけです。
つまり、理屈があわないわけです。
郵政民営化とは、利益を追求するのではなく、社会貢献のみを追求する民間企業になるわけです。
そんな企業が赤字を出さないわけがないということです。
で、小泉総理が、詭弁、もとい口が上手いなぁと感じるのは、郵政民営化法案反対と郵政民営化反対を混在させてあつかっていることです。
郵政民営化が賛成であっても、郵政民営化法案が反対の人は、blogを読んでみれば、当たり前のように存在します。
郵政民営化の方法は現在出されている、法案以外にもありえるわけです。
それなのに、その法案に反対したから、郵政民営化そのものに反対しているのだ。
という理屈です。
もう、ムチャクチャです。
さらにいえば、郵政民営化に賛成している意見のほとんどは、郵政民営化という総論の賛成しかなく、各論である、郵政民営化法案そのものには、触れていないものばかり。
その食い違い気づいていないのか、気がついてなお、逆手にとっているかはわかりません。
しかし、気づいていないのであれば認識能力に問題があるといわざるを得ないし、気づいているのなら、詭弁といわざるを得ないわけです。
総論において、賛成でも各論で反対なんて、よくあることで、だからこそ、議論をするべきだということです。
それが、各論の内容の議論をおろそかにして、それをごまかしているのが現状です。
ああ、私はどこのだれを支持していいのやら~。
そうそう、蛇足です。
郵政民営化に伴い、とうぜん、いわゆる、郵政において使用されているシステムは、変更せざるを得なくなります。
その経費。
ざっくり、億か兆の単位の経費はかかるんじゃないかなぁ(笑)
誰が出すのでしょう? さらに、郵政民営化関連法案の概要には、郵政民営化の準備期において、システム対応の上で、問題があり、、郵政民営化の実施に重大な支障がある場合は、実施期間を延期する旨も明記されています。
システム対応の上で、問題があるということは、その分さらに経費がかさむということです。
ヾ(@^▽^@)ノ (☆o☆)キラキラ 。(*^ε^*)oにんまりぃ♪
白い時計塔のある村
Σ( ̄□ ̄;) (?ロ?ノ)ノ (◎-◎) (゜◇゜)~ガーン
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