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女性と哲学(呟き尾形の哲学手記)

こんにちわ。呟き尾形です。

※この記事は、白い時計塔のある村呟き尾形の哲学手記の記事にも掲載されています。

 男女差別とかそんなんじゃなくて、やっぱり、男性と女性は根本的になにかが違うと思う。
 これはもう、別の生物。と言い切っていいくらい違いを感じることがある。
 男性は理性的で直感的であることが多いけれど、女性は感情的で感覚的であることが多い。

 そんなもので、男性と女性とは問題にする力点が違うんだよね。
 考えてみれば、男が仕事を放棄するって、無責任な男だ。という気持ちがどこからとも無くやってくる。だけど、女性はそんなことはない。でも、逆に女性が育児を放棄するって、なんだか無責任な女だ。という気持ちがどこからともなくやってくる。
 これが、いわゆる誰でもない世間の目って奴でもそうだし、それと同時に自分自身にも芽生える気持ちなんだよね。
 なんにしても、同じ「無責任な奴だ」というレッテルのはずなのに、男と女で対象が違うということは、やっぱり、男性と女性の根本的な違いの表れだともいえると思う。

 たとえば、出産。これは女性にとって、あまりにもリアルな問題だけど、男性にとってはリアルにすることはかなり難しい。
 ぶっちゃけ、自分の嫁さんのかかえる問題であっても、結局は他人事。なぜかといえば、自分が生まないから想像するしかなくて、結局、想像は想像でしかないというわけ。
 一緒に陣痛の痛みを感じようとしたって無理だし、実際同じ痛みを仮想的に感じることができたって無駄。そんなことをするくらいだったら、女性をいたわったり、黙ってなじられる方が女性にとっては役に立つだろう。
 だから、男性は、出産については、知識としてでしか出産をとらえることができないわけ。

 同じ事柄を問題として、対象としてとらえても、こうも違うのであれば、考え方や、物の見方、感じ方は違って当然。
 となると、あくまで既存の哲学は男性向けのソフトウェアなんだよね。

 たとえるなら、洋服屋さんにいったら、男性物しかない。女性はいったい何を着れば言いのよぅ! ということなんだよ。着れない事はないけど、似合うものも少ないし、違和感がある。
 もちろん、男性より似合うカッコイイ女性だっているにはいるだろうけれど、数は限られている。哲学はそんなに狭き門じゃないし、洋服屋さんも顧客のニーズに応えなきゃね。だれだって、外に出るなら、自分の納得のできる服ぐらいきたいわけだよね。
 だったら、女性の哲学を作っちゃえ! ぐらいの意気込みがないと、ダメなのかもしれないね。
 とはいいつつも、新しいものを創り出すというのは、ものすごいエネルギーが必要なんだから仕方が無い。

 もしかすると、男性の哲学と女性の哲学は犬と猫ぐらいの違いがあるかもしれない。でも、同じ哺乳類。犬だけが哺乳類だ! なんてことだけはいいたくないなぁ。

★★★
ヾ(@^▽^@)ノ (☆o☆)キラキラ 。(*^ε^*)oにんまりぃ♪
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