お金はなによりも大切だろうか?
こんにちわ。呟き尾形です。
まず、現代社会において、貨幣(お金)がなきゃ、はじまりません。
そう、貨幣あっての資本主義社会だし、歴史を紐解いても、お金はかなり重要なものです。
これは、当たり前のことだけど、じゃぁ、お金は何よりも大切なのだろうかというと、別の話。
つまり、必要なものだからといって、なによりも大切かどうかは別ということです。
よく、テレビでお金は裏切らない。というセリフを耳にします。
しかし、お金というのは、実は、国家が決めた価値観でしかないのです。
つまり、お金なんて、国家が倒れればそれで無価値になります。
あるいは、インフレ。
政治次第で、あっさり紙幣は紙切れにもなりえる危険性があります。
なんとも、不安定な価値観だということです。
つまり、これが貨幣に価値を置きすぎた本末転倒な状態なのです。
他人に価値を決めるのを丸投げした無責任な決定のリスクです。
いやいや、まさか日本がそんなふうになるなんてありえない。
という意見もあるでしょう。
そういった方は、歴史を勉強してください。
どんなに繁栄した国も滅びていることを。
とはいいつつも、やっぱり、リアルには想像できないという方はいるとおもいます。
まぁ、千歩ゆずって、貨幣は裏切らない。としましょう。
そうすると、とたんに問題が発生します。貨幣は常に、欲望の深淵にいざない、気を抜くと貨幣に換算できないはずの信頼とか愛とか友情とかを換算することで、そこにある、感情を奪って、結果的に見せかけの信頼、愛、友情になってしまいます。
これが大問題です。
感情を水にたとえるなら、貨幣は風。風は水分を奪う。
もちろん、風がなければ、湿気がたまって腐敗するけど、強すぎる風も考え物ということです。
で、現実問題、貨幣と言う風は強すぎるために、人の心は渇いてしまい、人を信じることができなくなってしまいます。
だって、何をするにしても金、カネ、かね、KANE・・・だもの。
実際、そうした、お金の奴隷は、かわいそうでなりません。
お金がほしいというのは、お金によって、ほしいものが手に入るからでとどのつまり、欲望の虜になっているということです。
すると、欲望に支配されてしまいます。
お金を使って、自由を気取っているつもりが、逆にお金に支配されているということです。
まぁ、欲望を満たしていればそれで幸せという価値観は否定しませんが、欲望には限りがなく、欲望が満たされない、普通の状態が不幸だと感じてしまうという、かわいそうな状態になってしまいます。
さらに、たくさんお金をもっていると、そのお金を狙う人が集まりやすくなります。これは、お金を集めるためにはお金があるところに行くのは、ごくごく当然のことです。
ただ、お金に執着してしまうと、愛や友情や信頼よりも、お金の方が大事になってしまいます。
そういうこともあって、お金が一番というお金に執着してしまうと、人を信じられなくなります。
人間は、自分を信頼してくれない人は、なかなか信頼しないものです。
すると、誰も信じられなくなります。
仮にお金を担保にかりそめの信頼を得たとしても、担保がなくなれば、それでおしまいです。
本当の信頼には、お金を持っているかどうかは関係ありません。
だから、信頼しているものどうし、お金がなくても助け合えます。
信頼する仲間がいるということは、満たされます。
満たされるということは、幸せだということです。
少しのお金で、幸せになれるということです。いや、へたをすると、幸せになるためには、お金は関係ないかもしれません。
なんで、幸せになるためには、お金が関係ないのか?
幸せだ。と言い切るためには、本人が満たされてなければなりません。
幸せである。と言い切れるのは本人だけということになります。
他人が不幸そうに見えるからといって、不幸そうに見えている本人が満たされていれば、その人は幸せだと言うことがいえる訳です。
実際、これを読んでいるあなたは、他人からあなたは幸せだ。とか、不幸だとか
決められるなんておもわないでしょう。
自分が幸せかどうかなんて、幸せを感じている本人しかわからないということです。
もちろん、たくさんお金を持っているから幸せ。ということも言い切れます。
ただ、それは、お金がなくなれば、幸せでなくなるという刹那的なもので、いつでもその幸せは失われます。
幸せは、長続きした方がいいでしょうから、お金に執着しない方が、幸せになれると考える次第です。
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ヾ(@^▽^@)ノ (☆o☆)キラキラ 。(*^ε^*)oにんまりぃ♪
白い時計塔のある村
Σ( ̄□ ̄;) (?ロ?ノ)ノ (◎-◎) (゜◇゜)~ガーン
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