正面からの反対のできない道理で飾られた悪行
こんにちわ。呟き尾形です。
本日出会えた名言です。
われわれは、正面からの反対のできない道理で飾られた悪行、
というもののあることを知らなければならない。
― 下村 湖人 ―
(『論語物語』)
正論と言うものがあります。
正論とは、道理にかなった正しい理論や主張です。
それが、正面から反対できない道理ということです。
しかし、その正論の意味を、わざと形骸化させることで、正論の皮をかぶって堂々と悪行が出来てしまいます。
法の抜け穴というものとです。
ところで、法律とは、各社会において作り出されたルールですが、
「法律的に正しいか?」という質問は、下記のように分けられるそうです。
・「他人とトラブルになるかどうか?」という意味
・「犯罪なのか?」という意味
・「実際に刑罰を受けるか?」という意味
・「民事裁判で勝てる?」という意味
・「モラルとしてやってもいい?」という意味
法律の字面に書いてあることだけが法律であるという前提なら、法律の文面にさえ反しなければ、違法ではないということになります。
しかし、そもそも、違法というのは、字面のみならず、法律の理念に反した場合も違法といえるでしょう。
では法律の理念とは、何でしょうか?
道徳であり、道徳は人々の善意と良識を前提とするものです。
だからこそ、正論だからといって、道徳に反していない。ということを、私達は知らなければいけないというわけです。
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ヾ(@^▽^@)ノ (☆o☆)キラキラ 。(*^ε^*)oにんまりぃ♪
白い時計塔のある村
Σ( ̄□ ̄;) (?ロ?ノ)ノ (◎-◎) (゜◇゜)~ガーン
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