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お金って何?

こんにちわ。呟き尾形です。

 私の前の職業はシステム屋でした。
 いろんなシステムにかかわりましたが、どれも「お金」が絡みますが、現金は動きません。
 紙に印刷すらされないお金が、日本の経済を動かしています。

 つまり、国が発行していないお金が流通していることになります。

 そもそも、お金は神が保証していた。といえるでしょう。
 これは、お賽銭や宗教団体に寄付などの例があげられます。
 しかし、神は死んだといわれています。国家がそれに変わっているといえるかもしれません。
 しかし、すでに国家すら死んでいるのだと思います。

 ただ、国家が決めたことが便利だから利用しているに過ぎない。
 ということです。
 神が死んだ。とされたのは、(全体的に)神を信頼する価値が落ちた。
 ということになります。これは、神を信仰することが社会的なことではなく、個人的なことになったということです。
 なぜなら、”過剰”な宗教の信仰は麻薬的であることを人類は歴史から学んだからです。
 同様に、国家が死んでいるのは、(全体的に)国家を信頼する価値が落ちた。ということになります。
 なぜなら、人はナショナリズムという国家を究極的に信じて道を踏み誤ったことを歴史から学んだからです。

 つまり、もう、意味と同様に、個人の価値観が開放されつつあるということなのでしょう。
 個人の価値観の開放は、思考の多角化、多様化を刺激し、より良いアイディアを持ち寄るという意味において大変歓迎すべきことです。
 ただ、大問題は私的言語だけでは、言語の目的が達成できないように、お金が価値への信頼である以上、ある程度共有されたものでなければいけません。
 できる限り自由であってほしいけれど共有したい。そんなジレンマが悩みどころだと思えてなりません。これは意味も同様です。
 意味もお金も他者に伝わらなければ目的は達成できないわけですから。

 ところで、私のお金の考察は、他にも
 ちなみに、私のお金への考察は
 マネーレス(前編)マネーレス(後編)
 ないし、
マネーのなまけもの
お金の功罪
お金は悪者?
 とあります。


ヾ(@^▽^@)ノ (☆o☆)キラキラ 。(*^ε^*)oにんまりぃ♪
白い時計塔のある村

みんなで哲学を語ろう!
Σ( ̄□ ̄;) (?ロ?ノ)ノ (◎-◎)  (゜◇゜)~ガーン

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