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ユング心理学入門・・・(呟き尾形の本棚)ユング心理学って何?

(*^0^*)(☆o☆)(◎-◎)(ー_☆)(#^∇^#)/(^¬^)

呟き尾形の本棚・・・003号

(-_-;)(ToT)凸(●―●メ〇o。.(-。-)y-~~~メテオ!( ・_・)ノ ミ★
 物語を読めば、いろいろな顔になれるよね♪ d(⌒o⌒)b♪

本日紹介する本(こちらから購入できます)
ユング心理学入門


登場人物紹介
『呟き尾形』:講師・・・のはず
クニークルス:奇妙な物言うウサギ。生徒のはず
「ムーシコス」:音楽の好きな少年。生徒。
※各台詞は、名前を囲んでいる括弧の人物の台詞です。

「こんにちわ。今回の呟き尾形の本棚にある本の紹介は、河合隼雄著、ユング心理学入門です」
なんか、今回は趣向をかえてきたね。
『いや、とりあえず、私の本棚にある本の紹介だからね』
「で、どんな内容なの?」
『タイトルどおり、ユング心理学の入門書です』
それじゃわからないよ。
『ごもっとも、そもそも、ユングという人物をある程度知らないとわからないものね。
カール・グフタス・ユング。心理学の祖であるジグムント・フロイトの優秀な弟子なんだ。フロイトはとっても権威的で、厳格な人格だったんだ。
二人が初めて出会った時も、昔からお互いに心理学についていっしょに学んだように語りあったんだそうだ。
でも、いっしょに心理学を研究していくうちに、お互い心理学のエキスパートであるがゆえの悲劇がおこった』
「なに?」
『フロイトはユングが自分に対してエディプスコンプレックスを抱いている。
だから、いつか、ユングは自分に対して、反逆するに違いない。そう考えたんだ』
で?
『実際、その判断が的確だったかどうかはわからないけれど、さっきも言ったようにフロイトはユングを許さなかった。自分に従うか、従わなければ破門かという状態になった』
「厳しいんだね」
『そうだね。その厳しさがあったから、今の心理学があると言っても過言ではないんだ』
それで、ユング心理学という別の分野ができたってわけだね?
『そう。でも、だからといって、フロイトの心理学とまった区別のものではなかったんだ。
 ただ、心というものをどこまで深く見つめるか?
ということの違いなんだ。
本当は、フロイトの心理学とユングの心理学を併用して考えると面白いことが分るけれども、フロイトの心理学がわかりやすいと感じる人は、ユングの心理学はあまりにもオカルトチックに感じてしまい、信用性そのものを疑ってしまう。
対して、ユング心理学がわかりやすいと感じる人は、フロイトの心理学が、あまりにも機械的というか、論理で切り分けすぎてリアリティーに欠けると感じてしまう』
う~ん、なんかロマンチストとリアリストの差みたいだね。
『そうと言ってもいいかもしれない。でも、だからといってユング心理学がでたらめという分けではないんだ。神話、童話、占星術、錬金術といわゆる非科学的と思われるようなことに対して、なぜ、人間はそういったものを必要としたのか?
ということを研究していったんだ』
「その集大成がユングの心理学ってわけだね」
『そうなんだ。その結果、人間の心というものの奥底には無意識というものがあって、その無意識の中には、表の自覚される自分、ペルソナ、自分すら自覚できない自分シャドー、男性が描く理想の女性像アニマ、女性が描く理想の男性像アニムス、心の奥底にある母親像グランドマザー、心の奥底にある父親像グランドワイズマンというものが存在する。
そして、各個人に性格があるように、その性格や行動のタイプが、思考、直観、感情、感覚タイプの4つのタイプに分けられる』
なるほど、そういったことについて詳細が書いてあるのが、ユング心理学入門なんだね。
「なんか、今回は、本の紹介というよりは、ユング心理学の紹介だったみたいだね」
『はは、細かいことは気にしない』
まったく、節操の無いやつめ。
『んぐ、クニークルスにだけはいわれたくなかった・・・』
 細かいことは気にしない。
 それじゃ、アルデベルチ


ヾ(@^▽^@)ノ (☆o☆)キラキラ 。(*^ε^*)oにんまりぃ♪
白い時計塔のある村
Σ( ̄□ ̄;) (?ロ?ノ)ノ (◎-◎)  (゜◇゜)~ガーン

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