« 夢事典 更新 | トップページ | ブレーメン音楽隊 »

叱る勇気

こんにちわ。呟き尾形です。

 先日、買い物に行ったとき、3歳になる息子がゲームセンターに行きたがりました。
 まぁ、休日のいわゆる娯楽の買い物です。
 とはいえ、無制限にゲームができるものと思われても困りますし、出かければわがままがゆるされると思われるのも困るので約束をしました。

「あそこに行くのなら、お父さんとお母さんの言うことは聞く。わがままはダメだし、言ったら怒るからね」

 息子はうなずきました。

 そして、ゲームセンターで楽しいひと時を過ごしました。

 で、息子は帰りにのどが渇いた。といって、飲み物を欲しがりました。
 そこで、息子が飲みきれそうなものは、お茶とカルピスぐらい。
 しかし、息子は見たことのないジュースを欲しがりました。

 飲めないのは一目瞭然。
「ダメ、お茶か、カルピスにしなさい」
 と言いますが、ダダをこねます。

 3歳児がダダをこねることなど日常茶飯事ではありますが、だからといって、約束を忘れてはいけないと考え、息子を叱りました。
 当然、息子は泣き叫びます。
 周りの人の目が集まります。
 中には、事情もしらずに、「かわいそー」と無神経なことを言う若い女性もいました。

 私は、それでも、子供をしかるべきと考え叱りました。

 叱る。と怒るとは違うと考えます。

 叱るというのは、相手の良くない言葉、行動をとがめて強い態度のことです。
 怒るとは、相手の言葉、行動の是非に関係なく、感情的になることです。

 そんな、つまらないことで。と思われるかもしれませんが、約束と言うものは、些細なものであれ、本来守られるべきものです。
 私は、息子にそれを学んで欲しいし、学んでもらうまで叱り続けるべきと考えます。

 その後、息子は、謝ったので多少説教をした後、一緒にムシキングをやってしまう親バカだったりします。

 

|

« 夢事典 更新 | トップページ | ブレーメン音楽隊 »

コメント

叱る(シカる)と、怒る(イカる・オコる)の違いについて、私も良く実感します。自分の周りにも履き違えている人がおり、教育といいながら感情に任せて「怒る」人がいます。

「『叱る』というのは、そう言う事ではない。」
「感情に任せるのは、只のストレス発散でしょ?」
「『叱る』というのは、相手を思いやる心から、教育をするんだよ。」

とは言ったものの、
「言っても聞かないんだから、こうするしかないだろ?」
「おまえ、何言ってるの?」
と、滅茶苦茶な事を言う人もいます。

そういう私自身、叱るのが苦手なのですが…。
叱るというのは、簡単そうで、実は叱られるより難しいく大変です。

投稿: S.W. | 2004.06.07 21:31

こんにちわ。S.Wさん。呟き尾形です。

 私の呟きを読んでいただき、ありがとうございます。

 私は叱るというのは、一種の忍耐だと思います。
 そして、叱るとき、どうしても怒りの感情は生じます。怒りを制御するのはなかなか精神力が必要です。

 だからこそ、叱ることが難しいと考えます。

 なので、私は、自分の理念を頭の中で繰り返しながら叱ることにしています。

 コメントありがとうございました。
 

投稿: 呟き尾形 | 2004.06.08 06:20

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 叱る勇気:

« 夢事典 更新 | トップページ | ブレーメン音楽隊 »