私は誰? について
私は誰?
やっぱり、いつまでも自答自問している問いかけです。
皆さんは、「あなたは誰?」と問われたとき、戸惑うことはありませんか?
私はそのときは戸惑わないのですが、哲学的な思考で考えるとき、この問いかけは「私は誰?」であり、この自答自問に、ものすごく戸惑うのです。
まぁ、普通は、既存の自分を指す名詞を述べたり、社会的地位を根拠に自分は何者であるかを述べるのが普通です。
しかし、私は過去に普通とは何か? と問うたように、普通というものは、実は根拠にはならないものでもあります。
しかし、既存の自分は確実にあります。
これを自我とします。しかし、自我が自分かと言うとそうではなく、自我を見る視点としての私、つまり、自己が存在しなければ、自我を認識することはできません。
自我と自己の関係は下記のように図で表します。
体体体体体
体我我我体
体我己我体
体我我我体
体体体体体
※体=身体、我=自我、己=自己。
まぁ、厳密に言うと間違った図なのですが、自我と自己の関係を表すという意味ではこれでよいと思います。
で、特殊な状況が起こらない限り、私という存在は身体の中に感じますからね。
で、上述したように、自己は私の視点であり、自我は私と他者を切り分けるいわば仕切り(境界)です。
なので、自我とは「私は私」という認識が発生します。
つまり、自我は既存の自分でしかないわけです。
ここで、「自我は既存の自分でしかない」といいましたが、子供がハッパにお金のような価値を与えても、ハッパのお金では駄菓子屋でお菓子は買えないように、案外既存の自分とは、その人にとって、ものすごい主観的価値があるのですが、客観的に取り出してしまうと、無価値なものになってしまうのです。
これって、ものすごい不思議なことだと想われませんか?
誰しも私は私であることを基本的には疑いません。
じゃぁ、その根拠は? と問われると、自分自身の普通しか根拠として提示できないのです。
そのとき、「私は誰」という問いに皆さんはどのようにお答えをされますか?
それでは失礼いたします。
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