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小説を書く前に その2

小説を書こう!

小説を書く前に その2 小説を書こう! (マガジンID:0000097904)

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小説を書く前に その2

 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
 今回は、小説って何だろう? という問いの回答&小説の定義だよね?
 シニョール呟き尾形?
『はい。それでは、ムーシコス君。これを読んでください』
「は、はい。
 え~っと・・・
 ○物語をつむぐもの」
 でも、なんで物語をつむぐのだろうか?
「なんでだろうね?」
『面白く、爽快感があるからだそうです』
「○アイデンテティ。
 次が・・・
 ○自己表現の手段の一つ・・・だね」
 小説って自己表現だ。っていうことかな?
『そうですね』
「次、
 ○書き手として、自分の中にある世界を吐き出す行為」
 なんだか、これって自己表現と同じ意見じゃない?」
 そういえば、そうだね。
『それだけ、小説というものが、自己表現だという意見が
ある。ということですね』
「次、
 ○実生活にないリアルを想像して楽しむ場所。
 あ、なんとなくわかるなぁ」
『そうですね。なぜ、小説を読むのか? といわれれば、
それは、非日常性を体験したいからだと思いますからね』
「次、
 読み手として、現実では手に入らない感情を手にする
行為」
 これは、さっき言った、”ひにちじょうせい”ってや
つにつながるね。
『はい。ただ、主になる目的は若干異なりますけどね』
「どういうこと?」
『非日常性を体験することを目的とすることと、非日常
性によって特別な感情を手にすることをとは目的が違う。
 ということです』
 よくわかんないなぁ。
『これについては、たぶん後日解説することになると
思いますので、期待せずにお楽しみに』
「ふ~ん、気持ちを持たせるね。
 次、非日常性を体験するもの」
 ズバリ、でたねぇ。
『はい』
「次、
 ○感情を揺り動かし豊かな人間になるための方法。
 これってどういうことなのかなぁ?」
 きっと、たくさん文章を読んでたくさん感じることで、
創造力が豊かになるってことだと思うよ。
『そうですね。思考や感情はそれを行えば行うほど、豊
かになりますからね。文章から様々なことを想像してい
けば、豊かな創造力が育ちます』
「へぇ、小説を読んだり書いたりするのは、とってもい
い事みたいだね。
 次、
 ○読者に提供し、喜んでもらうもの」
 その通り!
「次、
 ○”誰かを楽しませたい”という欲求に従った行為」
 なるほどねぇ~。与える喜び。ってやつかな。
 シニョール呟き尾形はどう?
『そうですね。小説を書いていると言うことは、読者を
想定して書いていますからね。読んでもらうからには、
楽しんでもらうよう努力、工夫はかかせませんね』
「次、
 ○読み手として、現実から抜け出す行為。別の自分を
演じる行為」
 ちょっと変わった意見かな?
『いえいえ、確かに直接このことを言葉にはしていませ
んが、小説を読むからには、意識的にせよ、無意識にせ
よこういった背景はあると思います。
 むしろ、それを指摘した方が鋭い洞察力がある。と言
うべきだと思います』
「なんだか難しいな。
 次、
 ○物語を作りたい」
 ズバリ、ストレートだね。
「たしかに。
 次、
 ○書きたいから書く」
 これも、直球だけどそれだけに有無を言わせぬ説得力
があるね。
「次、
 自分とは何かを探るもの」
『小説を書くからには、物語を作りたい、書きたいから
書くという純粋な気持ちを自覚すると、小説を書き進め
る原動力になります』
「次、
 ○手が届かなくって、ずっと、探しているもの」
 なんだかポエムチックだねぇ。
「夢と希望を感じるよね。
 次、
 ○物語は心に効くお薬」
 説得力があるね。僕らの物語も心に聞いているかなぁ。
『そう願いたいものです』
「次、
 ○複数の意味が絡み合ったメッセージ」
 これまでの意見とちょっと変わってない?
『いえ、私はこの意見と同感です。
 小説を書きたいと思う人は言葉は違えど同じ気持ちな
んだとおもいます』
「次、
 ○標語や法律の条文と正反対のもの」
 どういうこと?
『だれもが同じように認識することを目的とした客観的
なものではなく、主観的なもの。と言う意味だと思いま
す』
「次、
 ○自己満足するためのもの」
 ちょっと、開き直ったって感じがするけど、素直な意
見のように感じるな。
『同感です。そこから自己表現したいとか、読み手を楽
しませたい。という気持ちが出るんだと思います』
「次、
 ○リアリティーを描くもの」
『実は、後日、小説のリアリティーについては解説する
つもりでした。
 これはかなり意見が分かれると思いますが、勇気を出
してがんばろうと思います』
「 次、
 ○人間を描くもの」
『確かに小説とは、小説の中の登場人物を通して、読者
へ向けて、なにかメッセージを各行為でもありますから
ね』
「最後、
 ○自分を取り巻いてる世界ってなんだ、と探求するも
の」
 この意見からも感じるんだけど、なんか小説って何?
 という問いで、すごいことを探求しているって感じ、
するよね。
『その通りです。
 そして、小説にせよ、芸術にせよ、哲学にせよ、行為、
手法は違いますが、こうした自己表現は人間を豊かに成
長させるし、それこそが人間としての価値を高めるもの
だと思います。
 現代において、小説を読みたい人よりも、書きたい人
が多い。という傾向は、意識的にせよ、無意識的にせよ、
自己表現をすることにより、自分自身の価値を高めると
同時に自己表現を通して他人を喜ばせたい。
 という欲求を人は先天的に持っているのだと思います』
 むずかしいことは抜きにして、小説というのは、自己
表現で、物語を通して読者にメッセージを伝えるもの。
 ってことだ。
『ま、まぁ、その通りです』
 最初からそういえば?
「でも、こうして他の人の意見を聞いた後に結論を聞く
のと、聞く前に結論だけを聞くのではなんか天と地の差
があるように思えるね」
『ムーシコス君が一番正しいことを指摘しております。
 さて、いろいろな意見はありますが、”小説を書こう!”
では、”物語を通して読者に伝えるもの”と定義したい
と思います』
「ムリに定義する必要はあるの?」
 う~ん、定義があった方が、話がまとまったような感
じがするんじゃない? それに今回はアンケートの回答
&定義だからね。
 ということで、それではまた!
 アルデベルチ! 

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