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IAEA

●IAEA
 2007年7月18日。
 IAEAのエルバラダイ事務局長は柏崎刈羽原発の事故調査で協力の用意があると発表しました。
 エルバラダイ事務局長は記者団に「IAEAは、日本に協力して国際チームを派遣し、(刈羽原発の)事故を調査し、そこから必要な教訓を引き出す用意がある」と述べたそうです。
 そのうえで、「日本の当局からは情報を得ている。今回の地震は、東電がすでに指摘しているように、発電所の設計時に想定した以上に強い規模だったことは明らかだ」述べたそうです。
 エルバラダイ事務局長は、原子炉の構造は損傷を受けていないが、日本がこの件について徹底的な調査を行うことは必要だとの見方を示したそうです。
 事務局長は「原子炉の構造またはシステムが損傷を受けたというわけではないが、日本が原子炉の構造やシステム、部品を徹底的に調査し、この地震から必要な教訓を引き出すことが必要だ」と述べたそうです。
 また「日本がこの調査で透明性を保つことを望んでいるし、またそうすると信じている」と付け加えたそうです。
 IAEAには、自力で原発事故に対応できない途上国などを、IAEAや加盟国が援助する「原子力事故援助条約」がありますが、先進国の日本は、この条約に基づく援助の必要はなありません。
 しかし、エルバラダイ事務局長は、設計の想定を上回る揺れがあった今回の地震を「国際的な教訓」と位置づけ、事故情報を共有して、原発の安全性確保に役立てたい考えのようです。
 IAEAは、1999年に作業員2人が死亡した茨城県東海村の臨界事故の際も調査団を派遣しています。
 
 調査の依頼文書は、当初、首相、官房長官のほか、文部科学、経済産業、国土交通、防災担当の各大臣宛てにおくられましたが、政府は既に、IAEAの調査受け入れを当面見送る方針を示していました。
 これに対し、泉田知事は「事故は国民に大きな不安を与え県内にも風評被害を及ぼしている」と指摘し、文書の中で「国民の不安を早期に払しょくするためにも一刻も早く調査を受け入れるように」と要請したそうです。

 その甲斐あってか、後日、23日、方針が一転し、
 当時の官房長官の、元塩崎官房長官は、受け入れ問題に関して「IAEAから、国際協力の観点から共同調査の申し入れがあった。日本としても、情報協力という意味も込めて、速やかにIAEAと具体的な協議をして、受け入れに向けていきたい」と述べたそうです。
 その上で「世界で地震が起こり得るところはいくらでもあるわけで、安全確保に努めるために協力するという意味で、IAEAと日本が協力してこの調査の中身をよく吟味していくことが大事だ。IAEAとしっかりと協力しながら、一緒に調査をしていく」と語ったそうです。
 さらに、経済産業省原子力安全・保安院は、新潟県中越沖地震で被害を受けた東京電力の柏崎刈羽原発へのIAEAによる調査を受け入れる方針をけっていしました。
 調査団の受け入れ時期や調査内容については、今後、IAEAと協議するそうです。
 これにより、IAEAが調査団を日本に派遣し、経済産業省原子力安全・保安院との合同調査に入ることになり、2007年8月6日から5日間、現地で活動する予定になりました。
 関係筋によると、調査団は、フィリップ・ジャメIAEA原子力安全施設部長を団長に、IAEAの原子力安全局の安全評価部門に所属する地震対策専門家ら2人に加え、米国や欧州の専門家ら3人の計5人となる予定で、国際原子力機関(IAEA)の専門家6人で構成する調査団が5日朝、来日しました。 IAEAのフィリップ・ジャメ原子力安全施設部長は成田空港で「すべての原子炉を見て情報収集し、事実を確認して世界で共有できる教訓にしたい」と語ったそうです。

 IAEAの調査団は、2007年8月5日に来日し、6日から9日まで現地調査を行い、10日に東京で保安院などと意見交換し、その後、8月11日に帰途に就きました。
 その後、IAEAは、調査結果をもとに、報告書を作成し、2007年8月17日に、調査報告書を公表しました。
 報告書は「自動停止装置が正常に作動した」とした上で、「目に見える重大な損傷はなく、被害は予想より軽微だった」などと指摘したそうです。
 また、「地震のレベルは原発設計時に考慮されたものを大きく上回った」としながらも、「フル稼働状態や稼働開始段階にあった原子炉の自動停止装置が正常に作動した」と述べられました。
 この理由として報告書は「設計段階で安全性に余裕を持たせていたため」と分析しているそうです。
 一方、原子炉格納容器や燃料棒などの重要部分については検査が終わっていないとして、詳細な調査の重要性を指摘したほか、地盤破壊や油漏れといった安全に関係しないシステムなどに大きな被害が出たことを確認しました。
 その上で、「中越沖地震の教訓と最新基準を生かした地震安全対策を再検討する必要がある」と強調しました。
 また、「地震による隠れた損傷で、長期的な操業に影響が出る可能性がある」とし、「大規模地震と老朽化の相互作用が、将来の調査計画にとって重要な点となる」との見解を示したそうです。
 ただし、報告書の中では、
 放射性物質を含む水が海に放出された問題で、東京電力から政府などへの報告が遅れたことについて「より敏速に公表されるべきだった」と指摘がありました。
 また、長期的な運転を続けた場合、現時点で顕在化していない損傷が原発の一部に支障を与える可能性があると警告も報告書では明記されていたそうです。
 この警告は、報告書では、現段階では安全と言い得るが、長期にわたって安全であると保障したものではないということの確認であり、原子炉容器や炉心、燃料の詳細な調査などを、今後の必要性を示したものだといえるでしょう。

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