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久間元防衛相の失言がなぜ、失言なのか

久間元防衛相の失言がなぜ、失言なのか


<小池防衛相>就任へ抱負「言葉は選びたい」
(毎日新聞 07月04日 11:45)
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 一方、防衛庁から防衛省に昇格後の初代防衛相を務めた久間氏は同日午前11時から、殉職した自衛官を慰霊する「メモリアルゾーン」で殉職者慰霊碑に拝礼。離任式では「日米安保体制向上のため新大臣の下、精力的に取り組んでもらいたい。防衛省になったことに満足していてはならない」とあいさつした。久間氏はその後、儀仗(ぎじょう)隊の栄誉礼に見送られ、同省を去った。【大貫智子、田所柳子】

 個人の思想については、とやかくいえないとはいいつつも、賛成はできません。
 なぜなら、単なる負け犬根性であり、泣き寝入り以外のなにものでもない考え方だからです。
★★★ここまで★★★
 だそうです。

 小池元防衛相就任当時のニュースですが、久間元防衛相について日記として書いていなかったこと、失言がなぜ失言なのかいろいろ考えていたら、日記を書きそびれていましたので、日記を書こうと思います。

 久間元防衛相の発言は、
「(米国は)日本が負けると分かっているのに、あえて広島と長崎に原爆を落とした。長崎に落とすことで日本が降参し、ソ連の参戦を止めることができると思ってやった」と指摘。その結果として戦後、日本が自由主義陣営に加わり、日米安全保障条約を結んだことを「わが国にとって良かった」
 という結果論を語られたそうです。

 たしかに、結果論として、日本が戦後、ドイツのように東西で仕切られなくて済んだのはソ連が日本に侵略しなかったともいえるでしょうし、米国はソ連に参戦してほしくなかったという点もあるとは思います。
 そして、米国としては、日本に勝ちは見えているのに、日本の予想外の反撃、いわゆる「カミカゼ」は、兵士の士気に影響するし、(歴史にIFはないものの)もし、長期化すれば、その後の歴史のベトナム戦争のような経験を太平洋戦争で米国は経験していたともいえるでしょう。
 で、「カミカゼ」のことを考えると、混戦のなか、漁夫の利を得るような、ソ連が出てくる可能性があるわけです。
 これはアメリカとして避けたいし、日本は結果論として終戦は早かった方がよかったでしょう。
 これは、既に起きてしまったことについて、「IF」をもちいて、なにが起きる可能性を提示すること自体結果論であり、それを公にすること自体無意味どころか有害です。
 なぜなら、結果論とは、事が起きたあとで、そのわかっている結果を前提としてあれこれ論ずる無意味な議論だからです。
 
 で、その無意味なことを久間元防衛相は主張してしまったがために、無意味に辞任されたと解釈できます。
 同情はします。
 なぜなら、久間元防衛相は、原爆を容認したというわけではなく、原爆投下というさかのぼって変える事のできない悲劇を「私的に」、どのように消化しているか語っているに過ぎないからです。

 同情しますが、国防相の「しょうがない」発言には問題があると思います。
 それは、考えや、思想の内容という意味ではありません。
 もし、久間元防衛相が、当時、国防相という立場ではなく、歴史の研究家や一個人としての意見であったなら、それほど大きな問題にはならなかったでしょう。
 問題は、防衛大臣という立場は、歴史の研究家という立場で語ってはいけないことだったということです。
 なぜなら、日本は核について非常に厳格な立場を明確にしています。
 まず、平和憲法の国家であること。
 次に、非核三原則を国是としていること。
 さらには、原発関連の法律で、核の平和利用以外みとめないことにより、実質核兵器保有を否定していること。
 国内だけにとどまらず、日本は、核拡散防止条約に批准しているなど、国内外に、核兵器を否定するような看板をしょっている国家なのです。
 それを理解している人ならば、
 久間元防衛相の失言がなぜ、失言なのか、なぜ、久間元防衛相の「しょうがない」発言が防衛相としての不適切な発言だと判断せざるを得なくなるでしょう。


 さて、その久間元防衛相ですが、最近では、航空・防衛分野の専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者が、守屋武昌・前防衛次官が参加した宴席で額賀氏と同席したともいわれていますし、
久間元防衛相が軍事情報会社経営
[共同通信:2007年11月20日08時06分]
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 山田洋行からの飲食接待が指摘されている自民党の久間元防衛相が、最初の防衛庁長官在任時の1997年、「政治、経済、軍事、国際情勢に関する情報提供サービス」などを目的とする会社を設立、現在も1人取締役として経営していることが19日、関係者の話で分かった。防衛庁長官や自民党の防衛関係の要職を歴任しながら接待を受けたり、軍事情報を取り扱う会社を経営していたことに、疑問の声が上がっている。
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 だそうで、なんとも、これもしょうがないことなんでしょうか?

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