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感情論ですが、自衛隊10年の刑にしたいです

感情論ですが、自衛隊10年の刑にしたいです。

「自衛官は大変…人殺しの練習」言葉足らず?埼玉知事
(読売新聞 04月02日 19:11)


★★★ここから★★★

 埼玉県の上田清司知事は2日、県の新規採用職員就任式の式辞で、使命感の一例として「自衛官は大変だ。平和を守るために人殺しの練習をしている。『国民の生命と財産を守るために頑張って下さいと』褒めたたえないといけない」と述べた。

 式後、上田知事は記者団に「殺傷という言葉を使えば良かったかもしれない。分かりやすくなり過ぎて、きつい言葉となった」と釈明。知事周辺は「自分の命を犠牲にすることをいとわない方々がいることを言いたかったと思うが、言葉足らずだった」と語った。


★★★ここまで★★★
 だそうです。

 心の底から怒りがこみ上げてきます。 

 記事に、
> 式後、上田知事は記者団に「殺傷という言葉
>を使えば良かったかもしれない。分かりやすく
>なり過ぎて、きつい言葉となった」と釈明した。
 とあっただけに、本気に自衛隊というものを誤解していることが明確にわかります。

 人殺しを殺傷と言い換えたところで、文脈は一切変わりません。
 実際、訂正してみましょう。
「自衛官は大変だ。平和を守るために殺傷の練習をしている。『国民の生命と財産を守るために頑張って下さいと』褒めたたえないといけない」
 表現が変われど、言葉の中にある文脈は一切かわりません。
 ましてや、「自分の命を犠牲にすることをいとわない方々がいる」などという解釈など不可能です。

 練習とは、技能などが上達するように同じことを繰り返しならうことです。
 殺傷の練習をしているということは、自衛隊は、国を守るのではなく、人を傷つける存在だと認識しているということになります。

 自衛隊員は、殺傷することを上達するように同じ事を繰り返しているわけではありません。
 日本という国家の平和を守るための訓練をしているのです。
 国を守るための訓練を、武力衝突のためだけの訓練、つまり、殺傷と認識するのは野蛮人の考えです。
 国を守るということは、戦争だけではありません。
 避難住民の誘導、消火、負傷者の搬送、被災者の救助等への協力だって、自衛隊の任務となりうるし、そのための訓練もなされるはずなのです。

 これはもう、表現の問題ではありません。
 認識と意識の問題です。

 さて、現行法の自衛隊の法律において、いかに人を殺傷しないように心がけられているか、この知事はしらないのでしょう。
 たとえば、
★★★ここから★★★
  第七章 自衛隊の権限等

(武器の保有)
第八十七条  自衛隊は、その任務の遂行に必要な武器を保有することができる。

(防衛出動時の武力行使)
第八十八条  第七十六条第一項の規定により出動を命ぜられた自衛隊は、わが国を防衛するため、必要な武力を行使することができる。
2  前項の武力行使に際しては、国際の法規及び慣例によるべき場合にあつてはこれを遵守し、かつ、事態に応じ合理的に必要と判断される限度をこえてはならないものとする。

(治安出動時の権限)
第八十九条 警察官職務執行法(昭和二十三年法律第百三十六号)の規定は、第七十八条第一項又は第八十一条第二項の規定により出動を命ぜられた自衛隊の自衛官の職務の執行について準用する。この場合において、同法第四条第二項 中「公安委員会」とあるのは、「防衛大臣の指定する者」と読み替えるものとする。
2  前項において準用する警察官職務執行法第七条 の規定により自衛官が武器を使用するには、刑法 (明治四十年法律第四十五号)第三十六条 又は第三十七条 に該当する場合を除き、当該部隊指揮官の命令によらなければならない。
★★★ここまで★★★
 とあるように、いわゆる、有事においても、武器を使用すら、現場は、「防衛大臣の指定する者」にお伺いを立てながら使用する武器を制限されるのです。
 たとえば、テロリストが銃を乱射していたとしても、自衛隊員は自らの意思と、現場の判断ではなく、「防衛大臣の指定する者」にお伺いを立てながら、許可を受けた武器を使うことになるわけです。

 訓練時には、当然、こうしたことも教育を受けるでしょうし、国民の避難のための訓練もするでしょう。
 また、大災害時にいつも国民を助けるのは、自衛隊ですし、そのための訓練もしているでしょう。

 世界各国の例を見れば、国家の平和を守るための義務は本来国民全員が持ってるものです。
 日本の場合は自衛隊が「殺傷までしなければならない」立場をまとめて背負ってくれているということになります。


 それを、一部の訓練の印象だけをみて、人殺しの練習、ないし殺傷の練習とするなんて怒り心頭です。
 自衛隊は、戦闘の訓練というよりも、いわゆる非常事態の訓練をしているんですよね。

 県の新規採用職員就任式の式辞で、わざわざ皮肉をいう必然性が無いと思いますが、そもそも、知事というのは、自然災害を含めて、有事に自衛隊と協力しあう関係のはずだし、それは関係する法律に明記されています。
 協力しあうべき組織なのに、皮肉を言うのは人間として信頼しうる存在とはいえません。
 それが知事?

 防衛省の大臣あたりが、記者の質問があったときに「各都道府県の知事とは、有事に協力し合える関係であり続けたいし、防衛省はその準備がある」
 なんて、皮肉をいえればいいのでしょうが、「当選したら東京で(家を)探さなくても(議員活動を)やれる環境は作るべきだ」と主張し、赤坂宿舎に入居するのですから、そんな気の利いた皮肉はいえないかもしれませんね。

 で、この発言する前に、なんでも、
 警察のことを、
「人を見れば、泥棒だと思ったり、場合によってはおさえつけないといけないから、長刀や格闘技の練習をしているんですから・・。人を痛めつける、ねじりおさえつける、そういう練習をするんです」 
 と、粗末な発言までしています。
 警察を西部劇の保安官と勘違いしているようです。
 「日本は、そんな無法地帯か?」と反問したくなります。

 で、なぜ、現埼玉県知事が自衛隊を人殺しの練習をしているといったり、人を痛めつける練習をしているというかといえば、
「間違っても、これで食いっぱぐれないよな、なんて考えにならないように、そういう考えはだめですよ・・・・」
 という、こんなくだらないことをいうために、自衛隊と警察を侮辱したわけです。

 で、実は、その前は、どうも、民間企業を欲望の権化のように扱ったらしいしです。
 まぁ、救いようがない、思い込みで発言する知事以前に人として疑問の残る方だと思います。
 ともあれ、こうしたことは、プライドのある人にはできないことでしょうね。

 感情論をいわせていただければ、知事を辞めて、自衛隊10年の刑にしたいです。


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