« 平常心、不動心を持ち続けよ | トップページ | ごしごしこすられなくちゃ、光るようにならない »

言葉狩りという指摘はナンセンスな指摘

言葉狩りという指摘はナンセンスな指摘

柳沢厚労相に擁護や注文=自民各派で発言相次ぐ
(時事通信社 02月08日 17:11)
★★★ここから★★★
 少子化対策に関する一連の柳沢伯夫厚生労働相の発言をめぐり、8日開かれた自民党各派総会では擁護や注文の声が相次いだ。

 柳沢氏が女性を「産む機械」に例えたことに対し高村派の高村正彦会長は「(柳沢氏は)少子化の原因が産み育てにくい環境にあると指摘した。何ら問題ない」と擁護。子どもを2人以上持つことは「健全」とした柳沢氏の発言に野党が反発していることにも「言葉狩りに精を出すのはやめるべきだ」と述べた。

 町村派の町村信孝会長は「もう済んだ話だ。(柳沢氏への批判は)安倍晋三首相のイメージをひたすら落としたいという目的以外の何ものでもない」と強調。その上で「閣僚は(発言に)慎重を期してほしい」と求めた。山崎派の山崎拓会長は「(厚労相問題は)峠を越えるだろう」とする一方で、「政治家はいったん言葉を放つと大きな影響を持つ。互いに自重して政治活動を行っていきたい」と呼び掛けた。

 また、伊吹派の伊吹文明会長は「子どもは男女で授かり、育てるのは男女の責任ということを忘れないでほしい」と注文を付けた。 

★★★ここまで★★★
 だそうです。

 言葉狩りとは、は特定の言葉の使用を禁じる社会的規制を指す言葉です。
 いわゆる、差別用語とかですね。
 おもに、マスコミ等がその用語を放送禁止用語として行き過ぎた自主規制をした場合に、これを揶揄または否定的にとらえる文脈で使用される単語です。

 女性は産む機械というのは、自主規制どころかバシバシ報道されています。

 ですから、言葉狩りではないので、伊吹派の伊吹文明会長、高村派の高村正彦会長の言葉狩りという指摘はナンセンスな指摘です。
 で、少子化の原因が産み育てにくい環境なら、女性が頑張るのではなく、社会特に、厚生労働省の仕事が重要になるって発言になるはずなんですよ。
 実は、まだ気がついていないんじゃないですかね。
 で、現厚生労働大臣批判は、単語がけしからんといわれているのではなく、単純に「女性は産む機械」に潜む、女性に対する価値観について、厚生労働大臣というポストの人間が、これから、何らかの対策をするためのトップとして、解決すべき問題の原因を誤認し、かつ、時代錯誤な認識であることが批判されているし、嫌悪感を感じさせるものなのです。

 で、
 現厚労相、認識も甘すぎます。
 まず、現厚労相は、下記のような発言を追加でされたそうです。
★★★ここから★★★
若い人たちの雇用形態が、例えば婚姻状況などに強い相関関係を持ち、雇用が安定すれば婚姻率も高まるような状況なので、まず若者に安定した雇用の場を与えていかなければいけない。また、女性あるいは一緒の所帯に住む世帯の家計が、子どもを持つことで厳しい条件になるので、それらを軽減する経済的支援も必要だろう。もう一つは、やはり家庭を営み、子どもを育てることには人生の喜びのようなものがあるという意識の面も若い人たちがとらえることが必要だろう。そういうことを政策として考えていかなければならない。他方、当人の若い人たちは結婚をしたい、それから子どもを2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいるわけだから、本当にそういう若者の健全な、なんというか希望というものに我々がフィットした政策を出していくことが非常に大事だと思っている。
★★★ここまで★★★
 だそうです。

 どうも、現厚労相は、雇用の安定、経済支援こそが、少子化対策であると認識しているようです。

 が、しかし、少子化が進む理由は、人間の機能が劣った事によるものよりも、子供が産みたいと思っていても、産めないという、社会制度、経済、労働条件、社会福祉などが、現在の日本社会にミスマッチから来るものであり、出産後の育児の経済的、時間的、精神的な負担が大きいということです。
 そして、その負担が、核家族という現象によって、もろに、母親である女性に肉体的、精神的に大きすぎることにあります。
 昔は、大家族が基本であったため、家族で助け合えた事、隣近所のコミュニケーションが良く取れていたことがあったことに加えて、母親、父親、子供たちともに、各役割が、ごくごく自然に設定できていたために、そのような負担はなかったわけですが、現代においては、そうした古きよき日本の風習がなくなり、個人の自由が尊重され、家族の役割よりも個人の自由が優先され、その上隣近所のコミュニケーションが希薄になったため、母親である女性に肉体的、精神的に負担をかけるということになったわけです。
 さらに、女性が出産、育児後の職場復帰が難しいことがあります。

 で、仮に、若い人の雇用が安定したとしても、雇用条件が育児に適切でなければいけないことと、雇用が安定したからこそ、結婚せずに働きたいという意識が芽生えやすいという現実もあります。

 じゃぁ、どんな雇用条件が少子化を食い止めるのでしょうか?
 たとえば、男性の育児休業促進ですね。
 せめて、育児フレックスは適用させるべきでしょうし、職場の近くないし、職場に託児所がなければ、男性の育児参加は、促進できないため、女性の育児の負担が軽減できません。
 この負担は育児ノイローゼの原因になるでしょうから、「家庭を営み、子どもを育てることには人生の喜びのようなもの」になるわけがありません。
 育児ノイローゼについては、育児カウンセラーの設置か、主婦層の育児コミュニティーの推進と支援が必要になるでしょう。
 が、上記の現厚労相の発言からとてもみることはできず、おそらくは若い世代の雇用促進と育児手当のばら撒き程度しか考えていないことがみえています。

 上記の理由から、認識時点で少子化問題の原因を誤認していることになり、出産育児する世代にフィットした政策など出るわけがありません。
 つまり、必要な政策は、
 ・女性の出産・育児後の職場復帰
 ・保育園ないし託児所の増設ないし拡充
 ・男性を含めた育児休暇ないし育児フレックスの促進。
 ・育児する人の精神面のサポート
 可能なら、育児を前提としたインフラ整備
 といったものが必要となるでしょうが、現厚労相が現厚労相であるかぎり出てこないはっそうなのでしょうね。

 すると、厚生労働省は、現厚労相であるかぎり、現厚労相自らが「非常に大事」だと思っていることができないことになります。

 そもそも、少子化問題は、社会の構造上の問題だから、毎日印刷されているお金だけじゃ解決できないってことです。
 これに気がつかなければ、永遠に少子化対策はお題目で終わってしまうでしょう。

 で、解決して欲しい問題は、具体的には、
 保育園の待機児が減らない。
 小児科・産婦人科が充実していない。
 男性・女性とも、勤務時間は短縮どころか、残業の規制をなくす法案を提出しようとしている。
 育児休暇の取得が十分ではない。
 塾に通わなくてもいいような学校教育が充実していない。
 などの問題が挙げられます。

 さらにいえば、本質的に解決するためには、企業は産業として、、個人はボランティアを前提とした、社会の育児参加が必要で、それを促すのが厚生労働省です。
 で、そのトップが問題の原因に気がついていないのでは、論外ですよね。
 私は、ここに怒りを感じます。

 だいたい、女性に頑張ってもらいたいのではなく、社会が女性に協力するべきであるという認識を持たなければ、永遠に少子化問題は解決しないでしょうね。
 とか、そんな風に、野党やマスコミに指摘して欲しいと、お願いしたいのです。

 なんにしろ、現厚労相の陳謝より、女性を蔑視の考えはなかったのでしょうが、出産を生産に置き換える当たり、人口推移を機械による生産になぞらえるという発想は、人口を尊い命ではなく、机上の数字としてしかみなければ出てこない発想ですから、人権を尊重する心はなかったのかもしれませんね。

 個人的な判断では、
 1・発言にデリカシーがなさ過ぎる。
 2・発言について陳謝しておきながら誠意が見えない。
 3・政策をもって示すみたいなことを言っておきながら、少子化の原因を誤認しているし、少子化対策がなっていない。

 その結果、普通ならそれは責められないだろうという、発言ですら責められてしまうほど多くの国民に嫌われた。

 ということで、3アウトチェンジと判断しています。
 ま、単純に、日本の1主権者の判断ですけど。



ヾ(@^▽^@)ノ (☆o☆)キラキラ 。(*^ε^*)oにんまりぃ♪
白い時計塔のある村の伝言板
ご意見がありましたらどうぞ。

白い時計塔のある村
呟き尾形のメインのサイトです。

呟き尾形の雑記帳
雑多なことが書いてあるblogです。

呟き尾形の本棚
本や名言の紹介をしています。

みんなで哲学を語ろう
お気楽、ご気楽、コンビニ哲学をコンセプトにしたMLです。

呟き尾形の占いの話
いろいろ占いについて調べて記事にしているblogです。

みなオク創作ノート
みんなで贈れる本を作ろうというプロジェクトのblogです。

(有)尾形園芸のサイト
花図鑑などがあります。


呟き尾形のメールマガジンのバンクナンバーblog

呟き尾形の発行しているメールマガジンのバックナンバーを掲載しているblogです。

呟き尾形の自転
私的資料的サイトです。


日刊メールマガジン 心に響く名言集

メールマガジンとblogが合体した名言の紹介をしているサイトです。

言葉生花
花言葉や花のエピソードをはじめ花を紹介しているサイトです。

Sun Of Night
WRPGのサイトです。

呟き尾形の今の政治に物申す 
政治についていろいろ呟いています。

呟き尾形の花紀行 
花の性質や育て方などについていろいろ書くblogです。


呟き尾形の哲学手記
哲学をキーワードに更新しているblogです

直売花紀行
花を生産している直売所のblogです


Σ( ̄□ ̄;) (?ロ?ノ)ノ (◎-◎)  (゜◇゜)~ガーン



 ちなみに、

 をついに手に入れました。

 リモコンの扱いが慣れるまで時間がかかりますが、むしろ、それが新鮮で面白いです。

現在やっているのはゼルダの伝説 トライワイトプリンセス

 ゲームを進めるたびに新鮮さが体験できます。
 リンクの姿に戻り、背後アタックを習得しました。

 さぁ、ゾーラ族の王子を助けるぞ!!

|

« 平常心、不動心を持ち続けよ | トップページ | ごしごしこすられなくちゃ、光るようにならない »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/5593/15269209

この記事へのトラックバック一覧です: 言葉狩りという指摘はナンセンスな指摘:

« 平常心、不動心を持ち続けよ | トップページ | ごしごしこすられなくちゃ、光るようにならない »