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評議中にに「やむを得ない事由」が発生したときの対処は?(裁判員制度への質問状 14)

裁判員制度への質問状 14

 裁判員制度について、理解するために調べたところ、下記のような疑問がでてきました。
 一見とっぴょうしもない疑問だとは思います。
 しかしながら、冷静に実際に運用すれば、それほど特殊な条件でもなく、充分に現実にありうるとはおもいます。
 疑問とともに、私なりの私見を加えて書いてみました。
 すでに、メールにて、
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/iken.html
 へは送信し、法務省へも送付する旨の返信は返って来ました。
 実際、検討されるかどうかはわかりませんが、もしよろしければ、この記事を読みながら、疑問について考えていただければ幸いです。

 ちなみに、私の感じる、裁判員制度の問題点はこちらです。
http://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2005/02/post_19.html

-------------
Q・地震などの天災による災害による、被害を理由に裁判員を辞退する事はできないのですか?

 とりあえず、法律で定められている裁判員になることを辞退できる条件は下記の通りです。
 1・70歳以上の方
 2・学生又は生徒である方
 3・最近の一定期間内に,裁判員,検察審査員等をした方や
  裁判員候補者として「裁判員等選任手続」に出頭した方
 4・重い疾病・傷害により出頭が困難であること,介護・養
  育がなければ日常生活を営むのに支障のある同居の親族
  の介護・養育を行う必要があること,事業における重要
  な用務を自ら処理しなければその事業に著しい損害が生
  じるおそれがあること,父母の葬式への出席等の社会生
  活上の重要な用務があることなどの「やむを得ない事
  由」があり,裁判員の仕事をすること,または,「裁判
  員等選任手続」の期日に出頭することが困難な方など
  は,裁判員となることを辞退することができます。
 とあります。

 とりあえず、地震などの天災は、いつおきるかわかりません。
 なんとなく、上記項目の4の「やむを得ない事由」が適用されそうな気がしますが、明記はされていません。 
 さらに、地震という災害がどれくらいひどいものかなどの判定基準はどうなるか?
 などは非常にきにかかるところです。

 地震はいつあるかわかりませんから、選ばれ、特に理由がなく裁判員になったはいいが、その後、地震がありいけなくなった。
 つまり、選ばれ決定した後ないし、評議中にに「やむを得ない事由」が発生したときの対処はどうなっているのか?
 事前に可能性があるなら、明確に決めておくべきです。
 決定後でも「やむを得ない事由」があれば、裁判員はいつでも辞退できるという、裁判員に対する思いやりのルールは必要不可欠と考えます。

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疑問リスト

 評議中、裁判官の説明が難しすぎて、どうしても理解できないときはどうするのですか?

 評議中、裁判官の説明が、丁寧であっても、一般常識的な単語の意味と法律用語の意味の違いによって、まったく異なる文脈になることが予想され、それによる、誤解が生じる可能性についての対策は立てているのですか?
「例:悪意など」

 信じられないところから、個人情報が漏洩する時代です。万が一、裁判所から個人情報が漏洩した場合、裁判所はどのような責任をとるのでしょうか?

 裁判員の選任手続きにおいて、場外される条件の一つとして、理由を示さない不選任請求を受けたものというのは、どういうことですか?
 
 公判や評議中に、重くない病気(風邪など)ではあるものの、一般的に仕事を休むような症状のときは、どうなるのですか?

 仕事が忙しいものの、裁判所が辞退を認めず、それによって、損害が生じたとき、裁判所はどのような補償をする用意があるのですか?

 結婚式と裁判員である期間が重なったときはどうするのですか?

 経営者が裁判員になり、何日も裁判によって休んだときに、顧客に仕事を断られてしまった場合、どうなるのですか?

 投資家が裁判員になり、株取引が出来なくなってしまった場合はどうなるのですか?

 裁判官や法律の専門家が裁判員になることはあるのですか?


 妊婦の女性が裁判員に選任されるのですか?
 また、選任されたとして、辞退は可能ですか?

 裁判員に選任されたあとに、重いケガや病気にかかったときはどうなるのですか?

 健常者以外の方が裁判員になったとき(盲目、難聴など)の用意は万端ですか?

 骨折などのけが人は、裁判員を辞退できるのですか?

 裁判の結果に対して、裁判員の評価を記事にすることは可能ですか?

 
裁判員になることで、逆恨みされた場合はどうなるのですか?

 http://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2005/11/post_5d93.html

万が一、専門家に法律のことを知らないために馬鹿にされた場合どうなるのですか?
http://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2005/11/post_5d93.html

マスコミにしつこく質問、かつ狡猾に質問されて、結果的に秘密が漏れてしまった場合、マスコミに責任はないのですか?
http://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2005/11/post_4aa5.html

裁判員に対して,その仕事に関して頼み事をする行為というのは、マスコミのインタビューも含まれますか?
http://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2005/11/post_8a96.html

裁判員になり、守秘義務をまもりつつも、裁判員であることを隠して、裁判についての個人的意見を述べる事は禁止されますか?
http://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2005/11/post_9b26.html

自分が裁判員であることを、自分の意思で言うことに、なんら問題はありませんか?
http://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2005/12/post_6c43.html

評議のとき、裁判員がメモを取る事は許されますか?
そのメモが不慮の事後により、外部に流出したときはどうなるのですか?

http://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2005/12/post_70f9.html

裁判員や裁判員であった、親族以外の大切な人(恋人や友人)を脅した場合は処罰されないのですか?
http://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2006/01/post_d9cd.html

直接秘密は守ったが、言葉の端々から、憶測や推測がたまたま当たっていて、結果的に秘密が漏れてしまったような形になった場合はどうなるのですか?
http://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2006/01/post_cd49.html

「評議」を決めるとき、全員一致なのか、多数決であったのか? ということについては明確にされるのですか?
http://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2006/01/post_c6af.html

出張などにより、外国にいた場合、裁判員は辞退出来ないのですか?
http://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2006/01/post_e82c.html

評議の期間中に、ストレスによって何らかの病気にかかったときはどのような対処になるのですか?

http://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2006/02/post_8080.html


裁判員に選ばれた人が失踪中、ないし連絡が取れなかった場合はどうなるのですか?
http://son.cocolog-nifty.com/tetugaku/2006/02/post_3d26.html


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コメント

 お久しぶりです 
 地震などの場合は、おそらくやむを得ない理由により辞任できるとは思います。阪神淡路大震災のケースだと、神戸地裁が機能不全に追い込まれますから裁判自体が延期になるでしょう。
 新潟県中越地震のケースでは、下越地方の新潟地裁では裁判は行われるでしょう。新潟県民のうち、中越地方の住民は被災して出廷できないでしょうし、上越地方の住民も長岡市周辺の交通事情が極端に悪化しますので出廷不可能になるでしょう。また、この冬の大雪で出廷不能になるケースもありえます。

投稿: 高野 善通 | 2006.03.16 23:26

コメントありがとうございます。

高野さんへ

>地震などの場合は、おそらくやむを得ない理由
>により辞任できるとは思います。
 そうですよね。
 となると、気になるのはどの程度の地震かですが、やはり、震度5強以上ってことになるんでしょうかね。
 そのあたりの基準は、その人によって変わるように思いますけど。

 大きな天災はやむを得ない理由と考えられそうですね。

投稿: 呟き尾形 | 2006.03.17 09:31

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