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議員年金が廃止されないのに、議員年金廃止法とはこれいかに?

こんにちわ。呟き尾形です

 先日、議員年金廃止法が成立したそうです。
「おお、議員年金廃止か。
 これで、議員年金に使われていた公費負担も減って、国民のために使われるんだよね」
 と思った矢先、廃止の名に偽りがありました。
 なんでも、年金支給は減額して存続だそうで。
 あれれ、廃止というのは、今行われている制度・習慣などをやめて行わないことじゃない?
 廃止法案なら、「年金支給は減額して存続」は矛盾します。
 じゃぁ、気になる内容といえば、
■ 在職10年以上の現職議員
  下記のどちらかを選べるそうです。
  ・在職中に納付した金額が20%削減された退職一時金
  ・今の制度の給付水準より15%削減された年金を受け取る。

■ 在職10年未満の現職
  納付金総額の20%減額した、退職金一時金を一括で受け取る。

■ 元職議員(いわゆるすでに議員年金もらっている人ですね)
  現行から4~10%減額された年金として支給継続

 あれれ、議員年金は、支払われる年金の7割が国庫だから、無駄な年金だ!
 なんていっていてし、赤字財政、赤字財政といっている割には余裕じゃな~い。
 もっとも、こんなことをしているから赤字なんだろうね。

 そうそう、上記の内容と
 去年の1月、つまり、2005年年1月の衆議院・参議院議長の諮問機関「国会議員の互助年金等に関する調査会」が下記の改革案を答申したそうです。

 1・議員の納付額を70%以上増やし、給付は30%減らす。
 2・受給資格年数を在職10年から12年にする。
 3・既存の受給資格者の受給額は変更しない。

 3は改善されたんですけどね。今の自分にかかわることは厳しく出来なかったんですね。

 さて、そもそも、議員年金がなぜ廃止というより、減額されようとしているのかというのは、国会議員イジメというわけではありません。
 とてもとても不公平な問題があるのです。
 その問題点は、下記の不公平な取り決めです。 
 1・短い加入期間で受給資格が得られる。
 2・公費負担率が高い。

 1・短い加入期間で受給資格が得られる。
 いわゆる老齢基礎年金(年金額)を受給するのに必要な最低の加入期間は、25年(300か月)以上あることが必要だそうです。
 でも、議員年金は10年(120ヶ月)。
 これは、どうみても、法律を決める国会議員の特権を悪用したんじゃないかと邪推したくなります。

 で、
 2・公費負担率が高い。
 議員年金の国庫負担率は約7割・・・。
 むかし、ベラボーマンなんてゲームがありまして、攻撃するたびにベラボー! ベラボー! と叫び続けましたが、そんな気持ちになります。
 基礎年金は現在は3分の1から2分の1にするのしないのいってますが、7割にはほど遠いです。
 ちなみに、議員年金は現在(改正前)、在職時に月約10万円を納付し、在職期間などに応じて、退職後に年間約412万~約741万円を受け取ることができるんですから、私も議員年金に入りたい(笑)。

 このような好条件の制度が成立するのは、自分の年金制度を、自分自身で内容を決めて、制度上出来てしまうところが、合法的な談合として、大問題だといえるでしょうね。

 さらに、「議員退職金」を年金として受けることとなっている国会議員互助年金法があるため、退職金と年金の区分を曖昧になっていて、さらなる悪用が可能な法律は、未だ存在しています。
 ですから、議員年金廃止法という名前の議員年金給付料率改正は、給付の料率を変えただけに過ぎず、国会議員互助年金法に改正なり廃止なりされない限り、手を変え品を変え、合法的な談合が可能な制度が存在するわけです。
 あ~、最悪。

 そうそう、この国会議員互助年金法というものの、そもそものなぜ必要なのでしょうか?

 それは、国会議員という身分は、選挙によって与えられたものであるから、一般のサラリーマンとはことなって、非常に不安定であり、生活のための収入が継続的に約束されているわけではないわけです。
 まぁ、それはそうですね。
 さらに、国会議員は、被選挙権を行使したとはいえ、有権者から信任を受けた国会議員なわけですから、独立した立場で国民に公約した各政策に取り組める環境が真に必要と考えらる。
 だからこそ、手厚い保障を設けることは、引いては優秀な人材に議員としての活躍の道を開くものであるといえる・・・。
 だそうです。

 ま、まぁ、タテマエは間違っちゃいないし、議員年金が間違いだとはいわない。
 上記で問題点を指摘したとおり、その制度が単純に不公平だということ。

 それに、国会議員やっている間、収入がないわけじゃないし、国民年金に加入できないないんて法律はありませんし、むしろ、過去に国会議員が、国民年金に加入していないこと自体が問題になるように国民年金に加入しているはずです。
 国会議員年金が廃止されても、国民と同じ老齢基礎年金は支給されます。

 ところで、ちょっと未確認なんだけど、議員年金の納付が無くなるってほんと?
 じゃぁ、どこから年金を給付するのさ? と思ったけれど、確認できずじまい。
 
 ど~せ、改革で年金も一元化するんでしょ。
 総理も特殊な年金は廃止するっていってるのに、総理のいうこと聞かないんだから、どうしようもありませんね。
 そもそも、議員年金も一緒に一元化して、25年年金を納付した人にだけ給付すれば?
 そうすれば、世のため、人のためになって、だれもモンクはいわないとおもいますよ。

 議員年金を受け取る人にぜひ考えて欲しいことがあります。
 年金の理念を思い出してください。
 そして、今の制度がどんな制度であるか、今、働ける人が、日本をこれまで支えてきた人を、今度は、今働けるひとが支えているという制度であることを。

 議員年金が廃止されないのに、議員年金廃止法とはこれいかに?



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