絵本の読み聞かせと育児の体験記 浦島太郎
こんにちわ。呟き尾形です。
先日、大量に絵本を購入しました。
まぁ、もうすぐ4才になる息子に読み聞かせるためです。
その中に浦島太郎がありました。
まぁ、こちらのblogを読む方なら、浦島太郎のお話はご存知でしょう。
読み終えた後、息子は「なんで?」と首を傾げていました。
お土産の玉手箱を開けて、浦島太郎がおじいさんになる。ということが納得いかなかったようです。
たしかに、浦島太郎は亀を助けたし、特にこれといって悪いことはしていません。
強いて言うなら忠告を無視して玉手箱を開けたぐらいです。
とはいいつつも、浦島太郎が帰った先には、帰るところがないのです。家に帰ってから開けなさいというのも無理と言うものです。
(あとは、竜宮城で遊び呆けてしまったという解釈もあるでしょうけど)
多くの物語のパターンなら、竜宮城でいつまでも幸せに暮らして終わるのが王道と言うものでしょう。
それが、乙姫様が渡した玉手箱を開けたらおじいさんになるという、まるで乙姫様がしかけたワナだともうけとれかねません。
考えすぎというには、出来すぎています。
乙姫は、浦島太郎が帰ればどなるか知っているはずです。
それでいて、「家に帰るまで玉手箱を開けてはいけません」と言います。
「開けてはいけないものを、なぜあげるのか?」
「そこになんの意味があるのか?」
もしかしたら、浦島太郎は開けるだろうと思いつつ、「開けてはいけない」と言
いながら渡すあたりが、人間の心の弱さを見透かしたような罠だったのかもしれない。
それにしても、「乙姫の意図とは何だろうか?」
大人の私ですら、疑問だらけで、4歳になる息子が分かるわけもありません。
ですから、息子がどんな疑問を持っているかは、容易に想像がつきました。
もちろん、浦島太郎の心理学的な分析
という解釈も可能ですが、それを4歳児にするわけにもいきません。
なので、どこまで息子が理解できて、どこまで分からないのか確認しながら、あーでもない。こーでもない。と、息子主体で一緒に考えていきました。
育児における親の役割というのは、そうしたものじゃないかなぁ。と思います。
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ヾ(@^▽^@)ノ (☆o☆)キラキラ 。(*^ε^*)oにんまりぃ♪
白い時計塔のある村
Σ( ̄□ ̄;) (?ロ?ノ)ノ (◎-◎) (゜◇゜)~ガーン
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