ドブネズミの出没する場面について

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田舎の風景をイメージしています。

このどちらかを採用しようかと考えています。
いかがでしょうか。

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お空の向こう側のご感想、ご意見お待ちしております

こんにちわ。

 お空の向こう側、読んでいただけましたでしょうか?

 読んでいただいた方、ありがとうございます。

 お空の向こう側は、未完成の絵本です。これからもっともっとよい作品にするためにも、読者の感想や意見をお聞きしようと思っています。
 ご感想、ご意見、お待ちしております。

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空の向こう側-16頁

tikyuu01


  大きな空のずっとずっと向こう側。

  大きくなったさとる君は、月にいました。
  そうです。
  さとる君は、空の向こう側に行く為に、宇宙飛行士になったのです。

  さとる君は、吸い込まれそうなほど暗い世界で、キラキラと瞬く星々を見ていました。
  そして、その小さく見える星たちを背にして、地球を眺めました。

  心の中で、ドブネズミに話しかけます。
  「月(ココ)から見ても、境界線なんて見えないね。
   近くから見ても遠くから見ても、やっぱり境界線
   なんて僕には見えないよ。
   君は地図を片手に、どこまで探しに行ったのかな」

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空の向こう側-15頁

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  さとる君は、大きな青い空の下にいました。

  独りぼっちになったさとる君は、いつまでもいつまでも泣いていました。
  泣いているさとる君の中で、ドブネズミの声がこだまします。
  『興味が尽きないのなら、自分の目で確かめてみるしかないよ』

  何度も何度もドブネズミの声を聞いて、さとる君は泣き止む事が出来ました。
  さとる君は、自分で涙を拭いて、歩き始めました。

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空の向こう側-14頁

  ドブネズミが意地悪を言っているとしか思えないさとる君は、言い返します。
  「僕は、空の向こう側にしか興味がないんだ。
   だから僕は、もう境界線になんか行かないよ」
  そう叫ぶと、さとる君は涙が後から後から流れて、声を出したいのに何かが喉に詰まった感じがして、
  声をだせなくなってしまいました。

  「興味が尽きないのなら、自分の目で確かめてみるしかないよ。
   私は、次の場所に行くから、もう、お別れだね。
   さようなら」
  ドブネズミはさとる君に手を振ると、そのまま行ってしまいました。

  さとる君がうまく出せない声を振り絞って、一生懸命ドブネズミを呼んでも
  もう、ドブネズミは戻ってきませんでした。

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空の向こう側-13頁

  さとる君の大きな目から、涙がぽろぽろとこぼれ落ちてきました。
  「どうしてそんな意地悪を言うの?
   だって、あそこに行けば、空の向こう側にいけるんだよ?
   もう、目の前なんだよ?」

  ドブネズミは、泣いているさとる君の顔をじっと見ていいました。
  「あそこは、空と海の境界線だから、空の向こう側じゃないんだ。
   私は境界線にしか興味がない。
   だから、私は空の向こう側には行かないよ」

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空の向こう側-12頁

  「空の向こう側には行かないよ」
  ドブネズミは地図を見ながら、静かにいいました。

  「え?」
  さとる君はとてもびっくりして、踊っているそのままの格好で止まりました。  
  「今、なんていったの?」

  ドブネズミは地図から目を離して、さとる君の顔を見ていいました。
  「私は、空の向こう側には、行かないよ。
   興味が無いからね。」

  さとる君は、ドブネズミに駆け寄り、手を握っていいました。
  「どうして?僕を連れて行ってくれるって、いったじゃないか」

  ドブネズミは、さとる君の手をゆっくり解いていいました。
  「私は、連れて行くなんて、いっていないよ。
   私は私の興味のあるところにしか行かない、それでもいいなら
   ついてくればいい、と言ったはずだよ」

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空の向こう側-11頁


  「そらと、、、空と海が一緒になっている!」
  さとる君は、叫びました。

  「あそこに行けば、空の向こう側にいけるんだね!
   やったー!!
   あそこに行けば、空の向こう側に何があるのか分かるんだね。
   僕たちは、空の向こう側にやっといけるんだ、いやっほう!」

  さとる君はもう、うれしくてうれしくて、飛び回りながら喜びました。

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空の向こう側-10頁

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  一人で歩き出したドブネズミの後を、さとる君が慌てて追いかけました。
  まぶしい光を感じると、そこは、海の上の船でした。

  「え、ここは、どこ?」
  いきなり変わってしまった風景に戸惑うさとる君を見て、ドブネズミは地図を広げました。

  「もうすぐ、ミナノ国の海を出るところだね。
   あぁ、水平線が見える」

  さとる君がドブネズミが指差す方向を見ると、海と空の間に線があるように
  そこには、空と海以外なにも見えませんでした。
  海がキラキラと輝いて、空はどこまでも青い色をしていました。

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空の向こう側-9頁

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  一人で歩き出したドブネズミの後を、さとる君が慌てて追いかけました。
  まぶしい光を感じると、そこは、大きな川が流れていました。

  「え、ここは、どこ?」
  いきなり変わってしまった風景に戸惑うさとる君を見て、ドブネズミは地図を広げました。

  「この川は、あの建物のところまでは、ナートゥラ川と言って、
   そこから海までは、ラティオー川っていうんだ」
  ドブネズミは向こう岸に見える建物を指差した後、下流に流れる川を指差しながら、さとる君に
  教えてくれました。

  でも、さとる君には、どう見ても一つの大きな川にしか見えませんでした。
  「同じ川なのに、なんで名前が違うの?」

  ドブネズミはさとる君の質問には答えず、肩をすくめていいました。
  「違う名前を持つ川が、同じ川なのかどうかを見に来たんだ」

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